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実話じゃないから、う~んな感じ「新 仁義なき戦い」

架空の組織・人物の設定と言っても・・・。

フィクションとは言っても、実在の話をベースにした話であり、ほぼほぼノンフィクション。

それが仁義なき戦いの魅力だったのですが、この作品は完全な架空のお話。

山守組のNO2が組長をも凌ぐ力をつけて内紛劇を描いています。

新仁義なき戦い

相変わらずの金子信雄

金にがめつく、自分さえ良ければ良いというスタンスは相変わらず。

宴会の席でも、主催者にもかかわらず、自分は一銭も出さず、子分たちに割り勘させるどケチぶり。

こんな器の小ささに呆れて子分達からの信用もうっすい。

けど、自分がトラブルに巻き込まれると、手のひらを返したかのようにすり寄って子分に泣きつく。

力をつけたNO2をどうにかしてくれと。組長のくせにNO2に頭が上がらない事をさらけ出してしまう素直さが憎めないですが・・・

菅原文太も相変わらず

この内紛劇で、組長、そしてNO2から勧誘をせがまれるます。

が、どちらにも与せず中立の立場を取リ続けます。

相変わらず一本筋の通った男気溢れる姿勢にしびれました。

新仁義なき戦い

フィクションなのか、気持ちの高ぶりが全くない

最後のシーンはとてつもない銃撃戦で、壮絶な死に方をする訳です。ある人が。これが実際にあった話ということであれば、画面に釘つけ間違いないのですが、フィクションと知っているものだから、映画に入りこめない。高揚感も全くなく、淡々とシーンを追っている自分が・・・。前5作があまりにもインパクトが強すぎた反動がどうしても出てしまう結果となりました。

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ノンフィクションだから面白い「仁義なき戦いシリーズ」

シリーズものでは「寅さん」と「仁義なき戦い」が双璧

日本映画に、シリーズ作品は数あれど、僕の中では「寅さん」と「仁義なき戦い」に勝る作品はありません。

映画は観たらすぐに消去しますが、この2作品だけはHDDに保存したまま。何度みても飽きないというのがはまった理由です。

仁義なき戦い

ノンフィクションだから引き込まれる

「仁義なき戦い」というタイトルをつけた作品は色々とありますが、特に面白いのは広島抗争を描いた5作品。実在した話だけに、予定調和なところが一切なく、次の展開が気になる連鎖がグルグルグルグル。「えっ、この人、殺されちゃうの」ってことも何度かありましたし・・・

シリーズ4作からシリーズ5作目のスピード感がたまらない。

仁義なき戦いシリーズの場合、全ての作品が時系列に作品化されて話しが繋がっています。なので、途中のシリーズから観てしまうと楽しさも半減してしまうので、1作品目から見ることをお勧めします。

シリーズ4からは、それまでと異なりめまぐるしいスピードで話しが展開されます。没入感も高まり、かなり引き込まれること間違いないでしょう。

仁義なき戦い

錚々たる役者陣も必見

俳優陣は広能(菅原文太)、武田(小林旭)、松村(北大路)、松方弘樹、梅宮辰夫など昭和の映画スターがズラリ。

皆、ヤクザ役がはまっていて怖いです。特に広能(菅原文太)の右斜め45度の表情は、鬼気迫る感じで、静止できないほど迫力があります。

仁義なき戦い

まさに戦国時代の様相、合従連衡のくり返し

シリーズを通して昨日の友は、今日の敵というシーンが何度も登場します。

これヤクザの世界に限らず戦国の世も、ビジネスの世界も一緒だなと感じるものがありました。

そうして淘汰されゆく人と生き残る人が出てくる訳で、色んな意味で勉強になりました。

そんな中、広能(菅原文太)の自分自身の信念を通す生き様に胸を打たれっぱなしでした。

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あと3作位は続けて欲しかった「仁義なき戦い 完結篇」

新時代の幕開けを予感

市民、マスコミ、そして警察の圧力が深まり、ヤクザ社会は厳しさを増すばかり。このような時代の変化を読み取り、武田(小林旭)は政治団体という形に組の存続をかけ、天政会を結成する訳です。

仁義なき戦い4

大同団結の大所帯誕生

他の組とも協力関係を結び、広島最大組織が誕生する訳ですが、いきなり天政会の大物が刺殺される事件が起き、不穏な空気が起きます。

新時代の幕開け

今までのヤクザ社会なら、即復讐と血で血を争う抗争に発展する訳ですが、そこが旧来のヤクザ組織と違う所。しっぽを掴むまで時が来るの待つわけです。

報復処置はスマートに。

天政会 3代目会長の松村(北大路)は、対抗勢力の力を弱めることから着手。力ではなく、経済という力を持って、離間の計を図り見事成功。対抗勢力の力が弱まったところで一気に本丸をつき、燻っていた反天政会の活動を沈静化。

仁義なき戦い4

広能(菅原文太)出所で大激震

組織力がより強固となった天政会ではありましたが、またひとつ難題が起きます。それが「広能(菅原文太)出所」。広島ヤクザ社会における影響力の高さが感じられます。

そして引退へ

出所後は、天政会と広能(菅原文太)の間に、色々とありましたが、そこはネタバレになるので割愛しますが、最終的には広能(菅原文太)は引退を決意します。が、もう少しその後の広島ヤクザ社会と広能(菅原文太)を描いて欲しかったと個人的に思った次第です

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山守帝国もそろそろ終焉「仁義なき戦い 頂上決戦」

日本も新しい時代に

時は東京オリンピック開催を1年後に控えた昭和38年。世間の暴力団を見る目も厳しくなり、市民団体、マスコミが激しい撲滅運動を掲げる中、警察も一斉検挙に乗りだすことに。ヤクザと政治家、ヤクザと警察の持ちつ持たれつの関係を決別した意義のある年かと・・・

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組長クラスが一斉逮捕で山守もついに引退。

山守組、打本組の組長クラスが一斉に逮捕。加えて広能(菅原文太)も逮捕され、山守も組長を引退することを決意し、若頭の武田(小林旭)を跡目を譲ることに。山守帝国がここに終焉を迎えるのでありました。

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代理戦争もそろそろ終焉

代理戦争、山守組と打本組も多くの若者の死傷者を出し、泥沼化。が、明石組が関東方面で色々と忙しくなり、広島を見ていられないことから、手を引くことに。これにより山守組と打本組組の争いも鎮静化。新たな時代に向けた動きが始まるのです。つづく

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棚からぼた餅、山守組がさらに規模拡大「仁義なき戦い 代理戦争」

プレーヤーが増えて一気に面白くなるシリーズ3作目

1作目は山守組と土居組の死闘、2作目は村岡組と大友連合の死闘、そして3作目は、山守組、村岡組に加え、神戸の明石組も加わり、登場人物もかなり増え、話にもかなり厚みがまします。

仁義なき戦い3

いつの時代も跡目問題はモメごとの火だね

村岡組も組長が引退の意向を示し、跡継ぎに外部の山守組組長を指名。これが抗争の火種となることに。とここで驚いたのが、山守組組長の強運ぶり。小が大を飲むというのはまさしくこの事。ここに山守と村岡の連合による大所帯が誕生する訳です。

一気に優秀な子分達をその手に

山守組時代は、槇原(田中邦衛)位しか幹部らしい幹部はいなかったものの、合併したことで、村岡組の優秀な幹部、武田(小林旭)、松永(成田三樹夫)、江田(山城新伍)を抱える訳です。そして広能(菅原文太)も加わり、錚々たる顔ぶれに君臨する山守(金子信雄)」な訳です。

仁義なき戦い3

だまちゃいないぜ、反山守派

そんな山守を快く思っていないのが、打本組の組長。当時、西日本で一大勢力を築いていた明石組に助けを求め、山守の勢いをそぐことに成功。山守組と肩を並べる勢力になるまでに

で、代理戦争ってこと?

で、山守もニッチもサッチも行かない状況に陥り、武田(小林旭)を通じて神話会と手を組むことを決意。コレにより 打本組は明石組、山守組は神話会と代理戦争の構図が出来上がる訳です。

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目覚ましい成長を遂げた山守組に着目してみるのも面白い「仁義なき戦い」

戦後間もない闇市で始まる

戦後間もない広島、呉市。米国の統治下なのか、米兵が幅をきかせ、警察さえも手が出せないもんだから、彼らはやりたい放題。強姦は当り前で日本人は見て見ぬふり。そんな米兵に業を煮やし、敢然と立ち向い、彼らを殴りかかる。それがこの映画の主人公、広能(菅原文太)なのです。かっこいい。

仁義なき戦い1

山守組はそもそも土建屋?

で、広能(菅原文太)が所属していたのが山守組。呉市内の土建屋みたいな団体で、当時はヤクザ組織ではありませんでしたが、ある事件をきっかけに当時一大勢力を誇った土居組と親子の盃を交わし、ヤクザの世界へ。

広能(菅原文太)の組長射殺で抗争激化

当時の呉市では土居組が一大勢力。山守組はまだまだ小さな組織で、事を起こそうなどとは微塵もなかったものの、ひょうんなことから抗争が勃発。土居組の組長暗殺まで発展。で、この射殺はきっかけに呉市の覇権は山守組に移ります。

仁義なき戦い1

山守組の内部抗争激化

朝鮮特需などもあり、急速に規模を拡大する山守組でしたが、組織の統制が取れず、次第に組員同士の争いが激化。それも、影で糸を引くのが山守(金子信雄)というのだから、ビックリ。この抗争で山守組の創設メンバーのほとんどが亡くなり、残ったのは槇原(田中邦衛)。以降、シリーズでちょいちょいやらかしますが・・・。

で、広能(菅原文太)は・・・

組長射殺で、堀の中の広能(菅原文太)は、そんな組の状態に、呆れはてて、組織を外れることを決意するのです。つづく・・・。