ノンフィクションだから面白い「仁義なき戦いシリーズ」

仁義なき戦い日本映画

シリーズものでは「寅さん」と「仁義なき戦い」が双璧

日本映画に、シリーズ作品は数あれど、僕の中では「寅さん」と「仁義なき戦い」に勝る作品はありません。

映画は観たらすぐに消去しますが、この2作品だけはHDDに保存したまま。何度みても飽きないというのがはまった理由です。

仁義なき戦い

ノンフィクションだから引き込まれる

「仁義なき戦い」というタイトルをつけた作品は色々とありますが、特に面白いのは広島抗争を描いた5作品。実在した話だけに、予定調和なところが一切なく、次の展開が気になる連鎖がグルグルグルグル。「えっ、この人、殺されちゃうの」ってことも何度かありましたし・・・

シリーズ4作からシリーズ5作目のスピード感がたまらない。

仁義なき戦いシリーズの場合、全ての作品が時系列に作品化されて話しが繋がっています。なので、途中のシリーズから観てしまうと楽しさも半減してしまうので、1作品目から見ることをお勧めします。

シリーズ4からは、それまでと異なりめまぐるしいスピードで話しが展開されます。没入感も高まり、かなり引き込まれること間違いないでしょう。

仁義なき戦い

錚々たる役者陣も必見

俳優陣は広能(菅原文太)、武田(小林旭)、松村(北大路)、松方弘樹、梅宮辰夫など昭和の映画スターがズラリ。

皆、ヤクザ役がはまっていて怖いです。特に広能(菅原文太)の右斜め45度の表情は、鬼気迫る感じで、静止できないほど迫力があります。

仁義なき戦い

まさに戦国時代の様相、合従連衡のくり返し

シリーズを通して昨日の友は、今日の敵というシーンが何度も登場します。

これヤクザの世界に限らず戦国の世も、ビジネスの世界も一緒だなと感じるものがありました。

そうして淘汰されゆく人と生き残る人が出てくる訳で、色んな意味で勉強になりました。

そんな中、広能(菅原文太)の自分自身の信念を通す生き様に胸を打たれっぱなしでした。

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