カテゴリー
新商品・サービス

ESGが益々重要度を増すかも

米国パリ協定復活?

産業界にとってデメリットありということでパリ協定を脱退を発表したトランプ大統領。

2019年11月に正式に脱退を表明し、確定したがのくしくも大統領選でバイデン氏の勝利が確実となった2020年11月。

全世界から非難が集中する中、そんな声にも全く動じつ経済重視の姿勢を強く主張したのに・・・。そんな努力も水泡に帰し、バイデン氏の元では復帰が確実視されています。

ねじれ国会もなんのその。大統領権限発動

オバマさんの時代に25年までのCO2排出量を2005年比で26-28%引き下を発表しましたが、これがバイデン氏に引き継がれる格好となりました。

さらにバイデン氏は、パリ協定への復帰するとともに各国に対し、削減目標の引き上げを要求しているとかいなとか。

出戻りのくせに厚かましいこの上ない態度に感じてしまいすが、そもそもバイデン氏は環境問題や人権問題に対しての関心が非常に高い知られているお方。

連邦議会がねじれになり、法案可決に時間がかかるのではと懸念されておりますが、そこは意識高めのバイデンさん。

米国ならではの大統領令を発動し、法案成立が何が何でも実現させるとも言われています。

ESGの重度が増すのは確実

米国が再び環境問題に積極的に取り組むとなると、昨今、急速に広がりを見せるESGそのルールや制度の整備が加速するのではと言われています。

で、ここで被害を被るのが環境問題や人権問題への取り組みがあまあまの企業。

トランプ政権のもと、環境問題二の次で事業の成長をまず優先してきた企業は方針を転換していく必要があるでしょう。

対応できなければ、バッサリと切るという欧米市場。日本のような産業界とネゴをしながら落とし所を探るという擦り合わせは一切なし。

知らないうちに規制でがんじがらめとなり、気づいた時にはまともに事業が回らないという事態も十分に考えられます。

皮肉にも対応できることを証明。RoHS指定

日本の場合は、そもそもパリ協定の参加国でもあり、人権問題についても積極的に取り組んでいたという歴史があります。

米国の環境問題重視に転換したとしても慌てる企業はほぼないと言っていいでしょう。

2006年、欧州で電気電子機器に対し、特定有害物質の使用を禁止するRoHS指令が施行された際も、欧州企業は、その対策を日本企業に学びました。

この日本企業の対応力の高さは、本制度が実現可能ということを示したこととなり、ある意味、制度の実現性を立証したと言ってもいいでしょう。

ESG投資が本格化か

2019年頃から環境、そして人権問題に取り組んでいる企業に投資するESG投資という言葉をよく耳にするようになりました。

一部の意識高めの投資家によるものという認識でしたが、さらに広がりを見せることが容易に予想がつきます。

制度についても、より厳しいルールが課せられる可能性もあり、日本企業も、もうひと頑張りを求められることでしょう。

とにもかくにも大国アメリカが環境問題に真剣に取り組むようになってくれたのは、地球にとって大変喜ばしいことだと思います。

カテゴリー
新商品・サービス

ESG投資対策?エシカル商品

これからは環境配慮が問われる時代

「環境を意識した」、「環境に配慮した」という言葉が飛び交う企業発信のメッセージ。どちらかと言うと言葉だけじゃんという穿った見方してきました。

というのも、環境に配慮した商品ともなるとコスト高ともなり、需要も極めて低い。利益を上げることが至上命題の企業活動においては二の次だから。

けど、世界的に温暖化、異常気象を見るにじりじりと環境破壊の影響らしき災害が起きていることも事実。

利益を上げるだけ社会に全く貢献しない企業活動はいかがなものかという風潮が昨今の空気と感じるのです。

で、ここ最近話題になっているのがESG投資。その企業活動が環境に配慮しているのか、はたまた企業活動において地球環境に害を及ぼしていないかをチェックし、環境配慮型であれば投資しましょうというもの。

特に機関投資家にこの傾向が強く、電力会社などで火力発電を増やしたことで、環境に配慮していないと見なされ、投資の対象が外されてしまいました。

てなわけで、ウチも早めに手を打っておかないと将来的に投資を呼び込めないかもと不安になった企業が次々とESG向け活動をし始めたというのが、僕の見立てです。

投資

お肉じゃないよ。フェイクだよ。

食肉の世界で言えば、加工食品のハムの分野で、その動きが見られます。従来のお肉ではなく、植物性のお肉を使うというもの。

これのどこが環境に配慮しているのかと言うと、従来のお肉に比べ使用エネルギーが低いため、温暖化対策になります。それと家畜の命を奪うこともなくなる。

これを持ってESGと見なされるわけです。この手の商品をエシカル(倫理的)消費と呼ぶようで、日本ハムもこの市場に参入。さすがは先見の明ありと思いきや、丸大ハム、伊藤ハムは既に商品化しており、遅れ馳せながらの参入となりました。

この状況を見るに、食の世界ではESG投資対策が着々と進んでいることが伺えます。

肉

お酒の世界でもESG

お酒の世界でも同様の動きが。オーガニックワインがそれにあたり、メルシャンでは販売数量に占める割合が全体から見れば、まだごくわずかですが、ジリジリとシェアを伸ばしています。

紅茶

マクドナルドも黙っちゃいないよ

マグドナルドでも、仕入れ商品に対して環境配慮を進めています。フィレオフィッシュに使用するスケソウダラがそれ。

MSC(海洋管理協議会)認証がそれで、これは冷凍工程を2回から1回に減らし、日本に持ち込むというもの。これにより解凍に使う水、温暖化ガスの削減に貢献しているとか。

マンモンスチェーン店だけに、消費者イメージを意識した対策にも見えますが、投資を呼び込む上でも必要なのでしょう。

マクドナルド

意識高いよ。今どきの若者は

とは言え、従来の商品に比べるとまだまだ市場規模が小さいエシカル商材。

企業の体力を奪うのではと懸念してしまいますが、昨今の若者は企業姿勢も見ているようで、環境に無視した活動をしていれば、総スカンを食らうことも。

自分たちの世代は考えられませんが、昨今の若者は何としっかりした見識をおもちなのかとただただ頭の下がる思いです。