思った時に即行動に移れば
潜在が切れた、歯磨き粉が切れた、ということで明日にでも買おうとiPhoneのリマインダーに登録して忘れないように心がけたものの、すっかり忘れて残念な経験をした人は多いハズ。
他にも、仕事中や通勤中に、ペットのえさを買わなきゃと思い、家に帰ってから注文しようと思ったら、すっかり忘れて猫に散々泣かれてしまったり。
この思い立った時と行動のタイムラグをなくしたのが、Amazonのダッシュボタンです。
ダッシュボタンの仕組み
ダッシュボタンは、ボタンを押せば即注文ができちゃうというもの。
例えばキッチンに潜在JOYのダッシュボタンを設置しておけば、切れたと同時にその場でボタンを押せば注文できます。
潜在がなくて泣く泣く水洗いなんてことからも解放されます。
しかも、Amazonのプライム会員であれば、ほぼ無償という太っ腹。
日用品の世界でもAmazonが幅を効かせる時代が到来しまた。
こんなダッシュボタンが欲しい
今は日用品が中心ですが、この先バリエーションはどんどん増えていくでしょう。
個人的にはペット用の餌やトイレ用の砂、他には調味料関係。買わなきゃと思っていても、ついつい忘れがち。キッチンがボタンだらけになるのは困りますが、あると大変助かります。
ぜひとも調味料系ダッシュボタンも用意し欲しい。
日用品の入手は買い物ではなく作業
このダッシュボタンを開発した中の人いわく、日用品の入手は「買い物」ではなく「作業」
確かに、そこにトキメキやらドキドキはありません。
日常が変わりなく過ごすことができれば問題ありません。
メーカーとしてもブランドスイッチすることなく、そのまま使い続けてもらうのが何よりも嬉しい。
そう考えると、ダッシュボタン化はある種、安定収益を約束されたようなものになります。
どうする街のスーパー
それまでAmazonがあまり力を入れてこなかった日用品&食品系でしたが、このような形で参入を本格化してきたことは既存の小売店には脅威でしょう。
しかも圧倒的な物流力。物にもよりますが即日配達、遅くとも翌日には配送しちゃいますから、近所のスーパーで買うのとさほど差はありません。
ネットで注文にハードルが高いと思う人でも、ボタンプッシュで即注文というわかりやすさは、Amazonの利用者の裾野を拡大すること間違いないでしょう。
となると、街のスーパーはどこで勝負していくかとなるわけで、やっぱり食品関係、地域性のあるもで勝負ということになるのかなと。
さすがにエリア別に食品を変えるというところまでAmazonは対応できないと思いますし・・・