ハッカーもの作品
天才ハッカーを描いたブラックハッカーがとんでもなく面白い作品だったので、本作品も面白いだろうと思い観賞しました。
ブラックハッカーはある天才ハッカー1人による個人戦でしたが、今回の作品は団体戦。
気の合う仲間と吊るんで世間を驚かすハッキングを次々とかましていきます。
まずは選挙活動の演説で
ある候補者の選挙活動のPCをハッキングするというもの。
厳重な警備の中、会場に入り込み演壇に設置されたPCを瞬時に操作してハッキングに成功。あとは候補者の映像紹介のキューと共に、間抜けを映像を外部のPCを使って流す。
会場に集まった支援者から一斉に驚きの表情を浮かべ、焦る候補者。
見事ハッキングに彼らとしては満足していたものの、世間の反応はイマイチ。
加えて、彼らが崇拝するハッカー界の大御所、MRXからもスルーされる始末。
この世間の冷めた反応が彼らをさらにエスカレートさせていきます。
連邦情報局をハッキング
その後の彼らのハッキングは、ECサイト、アダルトサイト、金融機関と留まることを知らず世間からは謎のピエロのハッキング集団として、世間から注目を集め始めていきます。
が、MRXからの評価はイマイチ。ならばという訳で、セキュリティが強固な連邦情報局を次なるターゲットとします。
突破口はトロイの木馬?
連邦情報局へのハックはアナログとでも言いましょうか、廃棄処分施設に忍び込みハックの糸口となる資料を掘り出すというもの。
突破口となる資料を発掘した彼らは連邦情報局に勤める女性スタッフ向けにメールを送り、そこからシステムへの接続に成功します。
そこからはもう彼らのやりたい放題。入館関係のシステムをハックして夜中にビルに侵入して、セキュリティカメラやらプリンターを次々とハック。
朝出社すると、フロアはピエロの似顔が描かれた用紙で埋め尽くされるという惨事に。
彼らはさらに世間に注目を集めることとなり、MRXも彼らに対して接触をするまでになったのです。
最後が難解すぎるぜよ
セキュリティな強固な組織、団体のシステムを次々とハッキングしていったピエロ集団でしたが、あまりにもやり過ぎたのか、ユーロポールやら、ネットマフィアからも目をつけられ、命の危険にさらされる羽目に。
で、彼らが壮大な計画を立てるわけですが、これが3度観、4度観してもわかりません。
何で、このユーロポールの人は、「そうゆうことだったのね」といった表情をしているとか。
作品キャッチコピーのこの映画に仕掛られたトリックは100%見破られないというのが本当だわと思った次第です。