スターウォーズは個人の話。
宇宙を描いた作品と言えば、真っ先に思い浮かべるのがスターウォーズ。ジェダイVSダースベイダーの構図で、組織というよりも個の生き様にスポットを当てたもので、感情移入もしやすい。だから各キャラクターへの思い入れも深くなる。それが長い間愛される理由なんだと思います。
一方のスタートレックは組織の話
まぁ主人公はいますが、どちらかと言うとある戦艦に乗った乗組員全体にスポットが当たり、個というよりも組織で敵と対峙するという印象が強い。
なので、戦闘シーンも人間ではなく、戦艦VS戦艦というかなりスケールの大きな話。
ガンダムで例えるならば、スター・ウォーズはアムロ、スタートレックはブライト艦長といったところでしょうか。
転送が素晴らしい
スタートレックの任務は、宇宙パトロールとでも言いましょうか、新種の惑星、生き物がいないかをチェックするというもの。けっして、征服を意図したものでなく調査がメイン。
けど、このスタートレックチームに敵対心を燃やす宇宙人がいることで、話がこじれて戦争に。
地球人を軸としたスタートレックに対し、住む場所を失ったロシェラン人が戦うことになるのですが、とにかくスケールが大きすぎる。
人工型ブラックホール
そもそも、ロシェラン人が地球連邦に喧嘩を吹っかけけたのも、自分たちの星が、ブラックホールに吸いこまれてなくなってしまったからというもの。
しかも、これが人工的に作られたというのが驚き。
で、目には目をということで、ロシェラン人は自分たちでも人工型ブラックホールを開発して、何と地球連邦と手を組んだバルカン星を、ブラックホールで消滅させるという荒業を仕掛けます。
戦艦から鎖みたいなものをバルカン星の地表まで落とします。で、その鎖、チューブ?みたいにものに地表がどんどん吸いこまれていく。まるで掃除機で惑星一個を吸い取っているような感じ。
色々と使える転送
もう一つ、スタートレックならではの技と行ったら転送、つまりテレポーテーションでしょう。
これがどんな状況においても使えてしまう。例えばビルが足を滑らせて真っ逆さまに落ちて死が待っている状況でもテレポーテーションを使って戦艦に移動できれば助かってしまう。宇宙人と遭遇して、もうだめだッって時もこれを使えば危機から脱出できるわけです。
他にもあるよタイムマシーン
極めつけはタイムマシーン。未来の国からようこそじゃないですが、過去に戻って未来の技術を伝えたりとスターウォーズにはまずなかった展開が繰り広げられます
スターウォーズとはちょっと違う世界観ですが、それもまた楽しく見ることができて良かったと思います。
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