きっかけはツィッター
今、新聞やネットで騒がれているVALU。人気ユーチューバーのヒカルさんがVALUを高値で売り抜けたとのことで、各方面で関連記事を目にすることが多くなりました。
そもそもこのサービスを知ったのが、今から約3ヶ月前位。イケハヤさんが確かVALUをやり始めて、とんでもない値がついたということで多少の興味を持っていました。
VALUとは?
企業が株式を発行するように、個人がVAと呼ぶ仮想株式を発行するというもの。この値はフェイスブックの友人数やツィッターのフォロアー数などで算定されています。
んで、この仮想株式VAを、ビットコインをつかって、実際の通貨に換金できるという。
と考えると、いかにSNSのフォロアー数がお金に代わるってこと。広告の世界でもフォロアー数やpV数がむちゃくちゃ高いブロガーのブログに掲載するってなるととてつもない高額の広告費が発生しますが、まさにそれに似た印象を持ちます。
狙いは資金調達
このサービスを開発したのが、元グリーのエンジニアさん。その目的は、クラウドファンディングによーく似ていて、個人が活動する上で必要になる資金を手軽に集められやすくするためとのこと。
このあまりにも先を言っている考え方に法整備が追いついていないというのが現状です
株式とは似て非なるもの
株式と大きく異る点は、株を放出量を発行者自身が決められる点。。
発行口数を絞れば、価格をつりあげることも可能となるわけです。
加えて購入者は、議決権を持てないし、発行者が購入者に対し、利益を分配する義務もありません。
ヒカル騒動とは
で、ヒカルさんの件が騒がれているのが、優待サービスへの期待をあおり、株価を上昇させて自身の株を一気に放出。それ以降、ヒカルさんの株価は暴落。ヒカルさん自身は1千万円近くの利益を得て、株保有者は大損したという。
ヒカルさんは、優待サービスを設定したことはないと主張し、さらに株を全て買い戻すということを宣言。
で、この騒動は収束に向かうと思われますが、運営元もヒカルさんから得たビットコインの出金を停止するなどの対策におわれているとか。
この騒動をきっかけにルール改訂もなされていくんでしょうね。
新サービスにチャンスを
騒動をきっかけに、このサービースが萎んでしまうのが心配でなりません。
一方では革新的という声もあり、法によって潰していくのはいかがなものかと。逆に法を改正して新サービスが運用しやすい環境をつくるのも国の務めではという声も。
起業する人が少ないと言われる日本で、この1件は大きな意味を持つものだと思います。[amazonjs asin=”B074D8WKB5″ locale=”JP” title=”VALU完全マニュアル: 登録して、最初に何をすればいいの?1時間で2つの基本戦略と10の応用戦略を理解してあなたなりの楽しみ方が見つかる!”]