大学3年生は遊びまくりだったけど
今から20数年前に、就職活動を経験した僕にとって今の大学生は大変だなとつくづく思います。
だって、大学3年生から就職活動をしないと出遅れるというのですから。
振り返れば大学3年生と言えば、友達達と国内旅行に出かけたり、合コンしまくったり、サークル活動でそこそこ忙しかったり、まさに大学生の有り余る自由な時間を謳歌してわけですから、その特権を奪われてしまった今の学生さんたちはかわいそうでなりません。
当時はネットがないこともあり、郵便で届く就職に関する資料が山積みされるのを見て、やっと重い腰を上げて就職活動を始めたのが6月頃の僕にとって、大学3年生から動くというのはただただ尊敬するばかり。
インターンって何者?
当時の選考はと言えば、書類審査があって、まずここで振るいに欠けられて生き残れば面接。ある企業ではグループディスカッションも実施していました。
ということで、書類、面接、時々グループディスカッション位の選考で、採用か否かを当時は決めていたわけですが、今の就職活動ではインターンというものも選考の材料としているとか。
このインターンってのが、1日お仕事体験記みたいなもので、学生なのに、さもその会社に就職したような経験を得られるというもの。表向きは選考には関係ないよと言っている企業も多いようですが、実質は選考に思いっきり関係しているとか。
加えて、このインターンに参加するにも、自由に参加できるわけでもなく、事前にいくつかの審査を行い、晴れて参加できるという企業もあるくらい。
選考においてのウェイトをかなり占めている感じがします。
インターンの別ルート
で、このインターンが大学3年生の学生さんも受け付けているというのだから、たまったもんじゃない。
まだ学生気分どっぷりの状態で、いきなりビジネスの世界に放り込まれるわけですから、オイタをするのは目に見えている。ある意味、素の学生さんを見るにはいいけれど、学生さんもそれなりの準備をしていかないとうまく立ち回れないでしょう。
さらに恐ろしいのは、インターン終了後に、通常の選考とは別のルートの選考があるとか。
このラインにうまいこと乗っかることができれば、内定もグンと近づくこと間違いないでしょうね。
採用活動後ろ倒しとは言うけれど
数年前に、学生さんの本文はお勉強ということで、採用活動が後ろ倒しとなりましたが、これって全く機能していないことをあらためて知った次第です。
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