70GBで小躍りしていた時代が懐かしい
今から数十年前、カスタムしたデスクトップの購入しました。色々な雑誌を読みまくり、HDDはSeagate、メモリは確か2GB、CPUは当時では最高スペックのPentium4、GPUにはNVIDIA。組立てのは自分ではないものの、既存の出来合いもののパソコンよりも愛着もひとしお。
中でも、HDDには深い思いれがあります。内部にHDDを増設したり、引き出し型のHDDをいくつも購入したりと、このお陰で少なからずHDDの知識が深まっりました。
今では、ギガのさらに上を行くテラバイトなる単位まで出現し、全く持って話についていけませんが、HDDの技術の進歩は凄まじいと実感します。
新生SSDって何者だい
その道に詳しい方にとっては、今更何を・・・といった感じでしょうか、僕にとってのSSDは未知の領域。
HDDに比べると、書き込み読み込み速度が素晴らしく早いという夢のような記憶装置。最近では、容量も増え、記憶装置の主役の座を奪うような感じさえします。
ところが両者の間には、将来的にはしっかりと棲み分けがおき、両者が共存するのではと言われています。
記録データがお互い違うのよ
記憶装置の中をお家に見立てると、従来の記憶領域がリビング。ここの部分を今までェアHDDが補っていたわけです。
そのリビングがSSDに取ってかわりました。
が、家具や家電が増えて手狭になってしまい、SSDには補いきれない。ならば納戸というスペースを新たに設けようと。リビングよりもはるかに大きいキャパシティを有し、窮屈な思いをしなくていい。
で、その部分をHDDが補うと。
てなわけで、大容量部分はHDDが、即時性の高いものはSSDが賄うとなったわけです。
将来的には40TB
現在のHDDの技術では20TBが限界と言われています。現在市販化されている最大容量で14TB。そろそろ天井が見えてきました。
とは言うものの、各社さらなる大容量化に向けて研究開発を進めており、米ウェスタン・デジタルが、新方式のMAMR方式で、20TBの壁を突破する目処がついたとか。
この新方式の技術を使うことで、将来的には40TBまで拡張できるのでは期待をされています。
しかも価格もグンと抑えられる。
HDDとSSDの二刀流が主流になったとしても、価格差がなければHDDの生き残る道は非常に厳しい。が、容量が増えても価格はSSDの1/10。これならば十分生き残れると言われています。
てなわけで、HDDもまだまだ現役。さらに進化していくこと間違いないでしょう。
個人的にはSeagateに頑張って欲しい所です・・・