引く手あまたのプログラマー
小学生の将来なりたい職業でも上位に位置するプログラマーという職業。優秀なプログラマーともなれば、高額の給与が約束されているというのだから僕も小学生からやり直すことができればプログラマーを目指したいです。
将来的にはプログラマーを含めるIT人材は足りなくなるとも言われ、優秀な人材を我が社にというわけで、熾烈な争奪戦が繰り広げられています。
引き止め、引き抜きに好条件
優秀なプログラマーともなれば、若くして年収1000万円超えなんて話も聞きます。とにかくIT人材は流動性が高い。なので、優秀な人材を引き止めるためにも高額なお金を支払う。他にもサイバーエージェントのように秘書をツケてくれて、プログラミングに集中できる環境を整えてくれたり、在宅OK。月の半分しか働かなくてもOKという会社も。結果をきっちり出せば、プログラマーにとって好待遇を出す企業もいるほど。
他社で働く優秀な人材の引き抜き策もこれまた面白い。プログラマーが日々の仕事を会社公認でブログにしてアップ。クックパッドやメルカリは頻繁にブログを更新しています。
これらの記事を公開することで、その会社でプログラマーがどんな仕事をしているのかが見えます。新しい技術を使っているとか、自分のスキルを高めてくれそうとか。てなわけで、この会社で働いてみたいという動機が発動するわけです。
お金よりも仕事内容
プログラマーには色々なタイプの方がいますが、傾向としては給与よりも仕事内容を重視する方が多いとか。その企業が持っているデータを触りたい、データ分析をしみてたい、あの会社に入って新しい技術を学びたいなどなど。
といった具合に、かなり意識高めの方々が多い。新しい技術をどんどん吸収し、色々な会社を渡り歩くことで、個人としての市場価値がどんどんと高まっていく。
将来的には独立して、フリーで働いた時を想定しているのでしょう。
受託業務系でくすぶっている人たち
昔からシステムエンジニアというのは存在します。主に人事・経理系のシステム構築で、その会社に常駐して、システム構築後、保守費用で食いつないでいくというもの。
費用計算としては、時間計算✕人が多いようで、既存の技術の改修作業が中心。新しい技術を導入して、今よりも時間短縮ができ、かつその作業にかける人数を減らせるとなっても、それにより保守費用が減額されるのであれば、今のままでしておこうとなる。
会社としては良いですが、プログラマーとしてはスキルアップにつながらず、くすぶっている方も多いようです。
非IT系も活発な人材獲得
今まではIT企業内による人材獲得競争でしたが、今ではIOTや自動運転など、自動車や小売業など非IT系でもプログラマーの獲得に名乗りを上げています。
プログラマーにとっては未知の領域ともなり、こちらの方が自分自身を成長させてくれるという訳で、人気が高まりそうなです。
受託業務でくすぶっている人たちの転職も刺激してくれるのではないでしょうか。