リアルな世界に進出。アマゾンの深謀遠慮

AIBlog 反省

Amazon GOの出店攻勢

決済を自動化した店舗アマゾン・ゴー。ものすごい数のカメラを設置して自動化を成立させたことで小売業界にかなりのインパクトを与えました。

仕組みこそ違えど他の小売業界もこの流れに遅れてはならぬとばかりに自動化に向けた店舗開発を進めています。

現在ではシアトルとシカゴで計4店舗に留まる規模ですが、2021年には3000店舗を目指しています。

Amazonのことですから必ずや達成するでしょうね。

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ホールフーズの買収に加え・・・

アマゾン・ゴーオープンの前に、Amazonのリアル店舗進出の取り組みは進められていました。

それが高級スーパーのホールフーズの買収です。

買収後はAmazonプライム会員向けに割引サービスを展開するなどして、早速相乗効果を発揮しています。

他にも場所をアジアに移してリアル店舗の買収も進めています。インドの現地スーパーモアを投資ファンドと組み買収することを発表しました。

こちらのスーパー、高品質な商品を売り物にするスーパーで、ホールフーズと似たようなコンセプト。

やみくもに店舗を買収するのではなく、高級、高品質という点に留意して買収しているのがリアル店舗攻略の鍵になっています。

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PB商品がやたらと多いよ

ホールフーズは、そもそも健康志向を売り物にしており、そのほとんどが365というブランド名のPB商品。商品ラインナップはクッキー類、トマト缶、レモネーと、ヨーグルト、ソーセージなど多岐にわたります。

んで、NBはと言えば探すのは大変と言われるほど扱いが少ない。

飲料売り場にコカコーラーなぞはなく、酒類売り場も各地のクラフトビールが中心で、バドワイザーやハイネケンといったNB商品は隅に追いやられている始末。

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Amazonのセブンイレブン化

日本でもPB商品を大ヒットさせて、価格という価値から品質という価値に転換した大成功したセブンイレブンがあります。

今では、ナショナルブランドの多くが、PB商品の開発を手がけており、ほぼほぼ小売店側に商品開発機能を取られている格好。

となると、Amazonのリアル店舗の真の狙いは店舗を介在させた食品類への進出かもしれません。

既にAmazonフレシュという形で食材を扱っていますし、加工食品類に進出するベースで出来上がっていますからね。

冷蔵庫もそして冷蔵庫の中もAmazon製品に埋め尽くされる日が現実のものになるかもです。

日本でもそう遠くない将来にAmazonに買収される小売店が出てくるでしょうね。

個人的には高品質と言うと明治屋ぐらいしか思い浮かびませんが、さてどうなることやら

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