墜落事故で奇跡的に生還したけど
翌日に結婚を控えるある女性と手術を控える医師。どちらも外せない用事だけに飛行機が欠航は痛すぎる。
てなわけで、知り合いにお願いして小型飛行機を出動させるという敏腕ビジネスマンばりの強行に出たわけですが、これが仇となるとは・・・
彼らは2人を乗せた飛行機はまさかのマシントラブルと操縦士の突然の発作により雪山奥深くに墜落。
操縦士は亡くなってしまいましたが、この2人は奇跡的にも命を落とすことなく無事生還。この時点で2人は何か持っていたのでしょうね。
救いは医者だったこと
一面雪山が広がるような山の頂上に墜落し、さぁどうしたものかと途方にくれる2人。しかも女性は足に怪我をしており動くのは到底ムリ。
けど、もうひとりの男性が医師だったこともあり、適切な応急処置をするとこで、杖をつきながらですが、歩くことはできるように。
このようなサバイバル環境において、医師がいることはどんだけ心強いか。そう云う意味でも、この女性が何か持っているのかと思いました。
留まるか、進むか。迷う判断
とは言え、食料の備蓄は数日間しかない。このままで二人して餓死することとなる。
男性は足を怪我した女性一人を置いて下山するのはできないと主張するも、女性は下山することが助かる唯一の術と譲りません。
頂上付近に墜落したので救助隊の目にも留まりやすいし、留まることがこの状況では最良の選択肢だと思いましたが、二人は下山することを決意します。
幸いにも下山する先々で洞窟やら廃屋などがあり、その休息ポイントを発見できたのはこの2人が何かを持っているからなんでしょう。。
休息する所がなければ、凍死する危険さえあるのですから。
明るく振る舞う犬が救い
この深刻な状況において、常にマイペースを貫いているのが飛行機に同乗した操縦士の犬。
事の重大さなど全く知る由もなく、楽しそうに雪の中を走り回る姿は、どこか気持ちを楽にさせてくれます。
時には二人から離れて、一人でお散歩に出かけちゃうし、自由気まま。
最終的に、この犬が大手柄をするわけで、というこを踏まえると、持っているのはこの犬ではと思った次第です。
落とし所はラブロマンス
こうして21日間に及ぶ過酷な下山活動は無事に達成することはできます。
本来ならここでエンディングという所ですが、その後の二人の恋の行方を回収するお話が続きます。
フィアンセがいる女性、妻に先立たれた男性。この二人が困難を共に克服したことで、心境に変化が起きて結ばれるのか否か。
個人的には、無事生還パチパチという所を大いに盛り上げて終わりというのを見たかったのですが・・・