佐賀県みやき町長が斜め上を行っている

地方地方活性ネタ

ふるさと納税の新制度から除外されたけど

行き過ぎた返礼品を是正すべく、返礼品を寄付金の3割以下とした今回の新制度で、過度な返礼があったとして、新制度から除外された佐賀県みやき町

理由は2018年11月から5ヶ月間の金額が50億円を超えていたからというもの。

当社は総務省の担当者からは大丈夫でしょうと言われていたものの、蓋を開けてみたら除外という大変残念な結果に。

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周りもやっているからの安心感

当初は地場の商品を中心に寄付金の3割以内でしたが、他の自治体が5割や7割と引き上げが増え、そちらに寄付金が集まるようになりました。

ならば、ウチもそこに乗っかるしかない。返礼率を挙げ地場産品以外も取り扱うようになったのです。

地場品ではないものの町内の各商店が元気になっていたとか。

地場品ではなくても、地域を活性化させる手段はあるんだなというのが率直な感想。確かに町内の電器屋から返礼品をひぱってくれば潤いますからね。

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AmazonやAppleに掛け合う行動力

みやき町の凄さはさらに返礼品の幅を広げっていた所。

例えばAmazonのギフト券。これは町長がAmazonジャパンまで行き直談判して決めたというのですから凄い行動力です。

そもそもAmazonでは地方活性化戦略を推進しており、その実験の場としてウチを使って欲しいという条件を提示したとか。

相手に旨味を提示して交渉を優位に進めるというのは敏腕リーマンでも、そうできない技かなと。

他にもApple Watchの取扱にもAppleに対し、健康アプリを一緒に開発していきましょうと持ちかけたり、とにかく行動力と相手からイエスを引き出す能力がずば抜けている感じを受けました。

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しっかりと公共に投資

集まった寄付金の町のためにしっかりと使っている所にも好感が持てます。

18歳以下の医療費の無償化、焼酎学区の給食費無償化、子育てひろばや通学支援などなど

きっちりと町の成長・発展に寄付金を生かしている点が素晴らしいですね。年々減少傾向にあったみやき町の人口を増加に転じたというのですから、町の取り組みが町民に支持されたことは言うまでもありません。

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これが地方創生のあるべき姿

政府が地域活性と声高に叫んだとしても、遅々として進まない地域創生。そんな風に僕には映ります。

ので、今回の地方が主導しておらが村を活性化させるふるさと納税の仕組みは素晴らしいものかなと。

新制度後も、地域活性が順調に推移すればいいですけどね。そうすれば海外に対しても導入することができますし。日本版地方活性化の取り組みとして受け入れられるのではないでしょうか。

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