AI住宅は便利とは言うけれど・・・
帰宅途中の電車からリビングのエアコンをつけたり、家に到着するタイミングでお風呂が沸き上がり、帰宅したらオールOK。こんな便利な暮らしを体験したいなと常々思っていました。
本作品はそれをさらに上回る便利なオールAI住宅。スマートスピーカーのように、家に語りかければ何でもしてくれる。
朝のコーヒーを自動で作ってくれたり、健康や現在の体調に合わせて調理法などを変えてくれる。
この通り一辺倒ではなく、住まう人忠実なお手伝いとして振る舞ってくれるのですから、こんなできたAiはいないでしょう。
テスト的に使えるラッキーをゲット
そんな未来的なスマートハウスに幸運にもただで使えるというラッキーな新婚カップル
夫はこのこのスマートハウスの開発した会社のスタッフ。一般公開する前に社員を使ってテストするということになりました。
場所は都心から離れた周りが緑に包まれたような自然豊かな場所。
買い出しにはクルマを数十分走らせなければならない場所とちょっと不便な感じもしますが、そこはスマートハウス不自由さを感じさせないほど機能してくれるのでしょう。
気分に合わせて音楽&光の演出
とてつもなく便利なお家に住めることになったのに奥さん的にはちょと不安。
というのもお部屋の至る所に監視カメラが設置され、まるで四六時中監視されている感じ。人の動きに追随してカメラのヘッドが動いたりするものだから、なおのこと気味が悪い。
とは言え、夫のため、奥さんはしぶしぶこの生活を受けれ入れるのですが、後に奥さんの不安が的中するとはこの時は知るよしもなく・・・
訳ありの隣人がまさかの・・・
人里離れた山中で一人ぽつねんと暮らしていくのは精神的にもかなりしんどくなるもの。
そんな寂しい思いをしているある日、お家周辺に不審者が現れ、Aiが警告。こういった時にセコムよりも頼りになります。
最初こそ古くからこの周辺に住む住民と言っていたのに、何とこの方、スマートハウスのハッカーで、家の中の監視カメラを映像を自宅に見れるようにしていたのです。
この事実を彼に突きつけると反省する様子など全くなく、むしろ君をAIから守るためにしたことと訳のわからない始末。
これに呆れ返る二人。あげくには何かあったら、このシステムダウンのアプリを立ち上げるんだよとさらに意味不明なことを言い出します
犯人はお前だったの?の衝撃
これまでAIが暴走したり、差出人不明の郵便物が届いた不思議なことばかりが起きていましたが、真相が明らかになり一件落着・・・と思いましたが、その後も不審な事が立て続けに起こり、あげくには旦那さんが銃撃されて瀕死の状態に。
ということは犯人は他の誰か。で、その犯人とは驚くことに、まさかのおまえだったのか状態
機械が意思を持ち、他のシステムをハッキングしてしまう恐怖。
AIが時に犯罪者にもなってしまう恐怖を感じた次第です。