スターウォーズが現実の世界に。経済的、軍事的にも重要性を増す宇宙

宇宙IT業界

宇宙と言えばガンダムなくして語れない

人類が宇宙で暮らすという夢のような世界を描いたガンダム。宇宙という存在がグンと近くなりました。

ガンダムを操るアムロとジオン軍との激しい攻防がテレビで生中継されたり、月の地下に人が住めるスペースを作ったり。

そう考えると、宇宙とは人類がさらに進化する、進化できる夢のような存在に映っていましたが、昨今では宇宙をめぐり生臭いお話がポツポツと出始めていることに驚きました。

人類の発展というよりも自国の利益重視

地球が人類が暮らすのに適さない時が将来的に起きるかもしれない。なので、第二の地球、人が住める星を探そうという、どこか全世界がこの目標に向かって日夜努力しているかと思いました。

が、昨今の動きを見るに、どこか自国の利益を重視する風潮があります。

宇宙分野ではこれまで米国とロシアの技術合戦が歴史的に続いていましたが、今では中国の台頭が目覚ましく米国との摩擦が深まっています。

それも純粋な宇宙技術の発展というよりも相手の足をひっぱるというもの。

ピンポイント爆撃の衝撃

宇宙技術の開発が軍事的にも有用ということを知らしめたのが1991年の湾岸戦争と言われています。

米軍のミサイルがピンポイントで相手方の軍事施設を爆撃。このピンポイントがなせるのは宇宙衛星からの情報。その後、今ではスマホでも利用が進むGPSも軍事的には活用が広がっているとか。

この宇宙の軍事利用に対し、敏感に反応したのが中国。宇宙開発を本格的に始めるきっかけにもなったわけです。

で、中国が取った策と言えば、自国から衛生を飛ばして、米国衛生付近で自爆して、米国衛生機器を破壊するというもの。

他にもレーザーを当てて衛生機能を無効化する攻撃など、衛生機器を狙った攻撃を仕掛け、米国の軍事力低下に取り組んでいるというわけです。

宇宙軍って笑うけれど・・・

このような状況にペタゴン、政府ともに危機感を感じ、それまでは宇宙関連を扱う部署はあったものの、責任所在があいまいでイマイチ機能していませんでした。

そこでトランプさんが宇宙軍なるものを創設し、本格的に米国の宇宙開発を邪魔する諸外国に対峙していこうとなったわけです。

周りの反応は冷ややかでしたが、これが軍事的、経済的にも必要ということを考えると、将来的には、この組織創設は正しかったことが証明されるでしょう。

経済的にも宇宙を制するのは自国の利益

今や携帯の通信網にしろ、自動運転の技術にしろ将来的には衛星を活用した技術に発展することが容易に想像がつきます。

これまで夢の世界と思っていた宇宙も、どこか近い存在になってきました。

経済が絡むとなれば、どの国も力を入れていくのは間違いなし。

その際に、モノをいうのが他国間との連携の規模でしょう。規模が大きくなれば、デファクトスタンダードにもなりやすいですし、少数派は淘汰されていくことでしょう。

ちなみに日本は同盟国米国と一緒に衛星などの開発を進めていくことでしょう。

VHSとベータ戦争ではありませんが、米国版と中国版のGPS規格が併存することだけは避けたいところです・・・。

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