未来の車、自動運転カーに膨らむ期待
Googleの自動運転カー開発により、既存の自動車メーカーも本腰を入れ始めている昨今。これが実現すれば、眠きを抑えて高速道路トボトボ走る苦行からも解放される。
と期待がグングン膨らみますが、これって自動車メーカーの生態系さえも変化させるインパクトがあるようです。
クルマは得意分野を持つ会社の集合体
電子系、駆動系、制動系、ボディ系と分野ごとに秀でた会社があって、その集合体がクルマ。現在、個々がバラバラで、完成車メーカーがそれらをまとめて1台のクルマに仕立てるわけです。
部品メーカーは自分の得意分野に集中して、商品開発ができるので、さらなる技術進化を達成し、クルマの発展にも繋がってきたと思う訳です。僕は。が、自動運転カーとなると・・・。
統合制御が必要な自動運転カー
様々なパーツを統合制御して走る自動運転カー。現在の部品の開発元がバラバラの状態では具合が悪いようです。完成車としても、モジュール化していた方が開発工数も削減でき、コスト削減も期待できる。となると、部品会社による合併がこの先、起こりえるかもしれい。
独ZFと米TRWの合併はその布石?
駆動系、変速機のZFとブレーキセンサー類が得意なTRWが合併しました。両者の合併の狙いは、自動運転カーの運転支援システムの提供。先を行くボッシュやコンチネンタルに対する宣戦布告とでも言いましょうか・・・。
イチ消費者としては、自動運転カーが早く世に出て欲しいということを願うばかりです・・・。
日経ビジネス NO.1759
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