WOWOWの映画通が選んだ良作
映画通の人は視点が違うのかなと思ったのが正直な感想。これは良作なんだから、良作なんだからと自分に言い聞かせて観た感じ。けど、その道のプロが、ここを評価したんだって的なところは一切なし。
まだまだ映画を見る目がないんです・・・。
ゴールが見えない淡々系
あらすじは、犯罪を犯した父を探しに旅を出る兄弟の話。けど、兄ちゃんはどっちかって言うと失恋の痛手から逃避したいって感じ。弟はママに言われた父探しの使命を全うするという素直な性格の持ち主。旅の先々でトラブルがおきるんですけどね・・・。
ボケなのか、本気のなのか境界があいまい。
とぼけたキャラクターがギャんギャん登場。タバコをふかすシスター、フランス語に憧れるギター少年、ちょいと病んでいる警官などなど。言動が全ておかしいんですけど、まじめな顔で言うもんだから、これって作品の中の重要な事を言ってるの?と深読みしてしまう。
今、思うと全てがボケだったことに気づく。
ちびまる子ちゃんの存在感が秀逸。
本作品の見所と言えば、おかっぱ頭の彼女。エリナ・レーヴェンソン。作品中の名前、エリナも、国籍がルーマニアという設定も全て本物。作品中ではキスをしてくれたと思ったら、急に冷たくなるし、踊りは独創的過ぎて笑えるし・・・。自分の世界持ってるなって感じ。
とにかく最後まで観たけれど・・・。
エンディングも意味不明。そこには言葉にできないふっかい意味があるんでしょうけど、一般人の僕にはイマイチ・・・・。兄貴は寅さんじゃなかったの?って、あの行動はちょっと理解できなかった。