ある日突然、一般庶民
お手伝いつきで豪邸つき。旅行は自家用ジェット。海外セレブとの社交パーティなどなど。まさにセレブ絶頂を謳歌していた矢先に旦那の不正による財産没収。一気に貧乏暮らしに堕ちていった女性を描いた作品。コミカルに描かれているので、さほどさほど暗い気持ちにならないで見れた
人生再出発の方向がどーよ。
旦那を失い、第二の人生を歩むべく、インテリアデザイナーを目指す彼女。本来ならインテリア系の専門学校に行けばいいのに、なぜか、コンピューター系の学校に通う。インテリアデザイナーのネット試験を受けるからという理由だけれど、あまりにも、ズレまくっている行動に同情すら覚えてしまう。
できた妹
セレブ生活が染み付いているのか、言動がかなりドケドケしい。妹のお世話になっているのに、その暮らしぶりを否定してみたり。けれどこの妹が良くできたもので、そんな失礼極まりない言動も、軽くいなしてしまうほどの心の広さ。
ケイト・ブランシェットの演技は必見
アカデミー賞、主演女優賞だけあって、演技に人をグッと引きむ力があります。一般庶民を蔑む物言い、いきなり泣き出す情緒不安定さ。号泣して、化粧ボロボロで泣く姿は、かなりの迫力。
全体的に、話は、かなりシリアスなのに、どこかおかしく見えてしまうのは彼女の演技によるところ。主演女優賞に選ばれたのも納得がいく。