IoTも注意しないと・・・
第4次産業革命とうたわれ、今世界中でもてはやされているIot。機器と機器をネットワークで繋げて、少量多品種でも大量生産レベルのコストで対応できちゃう。
特にドイツでは産官学が一体となって世界を一歩リードしていますね。
ただ一方では外部との接続をよしとするこの仕組が果たして大丈夫なのか?という不安の声はあります。
確かにセキュリティを強固にしないと、ウィルスに感染して、ロボットが想定外の動きをsることも考えられます。
そもそも工場のネットワークとは何?
工場内のロボットなどの工作機械を一括管理しているのが制御システムと呼ばれるもの。この司令塔のもとで、工場の機械が整然と稼働するわけです。
で、このネットワークとはインターネットとは別のネットワークで運用されいることが多い。
ってことは外部からの攻撃は受けないもの。
けど、この閉じられたネットワークなのにウィルスに感染した事例が後を絶たないというのだから穏やかではありません。
ウィルス被害は世界各地で発生
トルコの石油プラントでは、制御システムが乗っ取られ、パイプライン管内の圧力を高められて爆発を引き起こされました。
アメリカでは鉄道の運行管理システムが乗っ取られ、列車のダイヤに大きな乱れが生じる。
オーストラリアの下水処理施設では、海洋に下水が流出。
などなど、これら全てがウィルスに感染したと引き起こされた事故と言われています。では、閉じられたネットワークで何故、感染が起きるのか。
内部の人間が原因
イランで起きた核燃料施設の攻撃を例にすると、建屋内に落ちていたUSBメモリーが原因と言われています。拾った社員が、誰のだろうと中身を確認するため、パソコンに挿した所、そこからウィルスが社内ネットワークを通じて、核の制御システムにも感染。
あっという間に大事故を引き起こしてしまいました。
一説によれば、アメリカかイスラエルが仕込んだと言われていrますが真相は解明されていません。
他にも保守点検のスタッフのPCから感染することもあるそうです。定期点検でロボットとPCを繋ぎ中身のデータを点検する。その際に、ウィルスに感染することも。
まとめ
閉じられた空間でもウィルス感染しまくりの状態で、Iot導入でさらに感染リスクは高まります。
従順なロボットがいつか自分にラリアートを食らわせるようになったら、マジ痛いだろうなと思ってみたり・・・
ウィルス感染に対する強固な対策が待たれます・・・