話題の2人が主演なので
2015年大ブレークした俳優が出ていることで、やや前のめりに気味に楽しみにしていました。なんてたって福士蒼汰と有村架純ですから期待値が上がるのも無理はありません。
主なあらすじ
高校を舞台にした純愛映画ですね。クラスいや学校イチと言ってもいいくらいのモテっぷりの福士蒼汰に恋をしてしまった有村架純という設定。福士蒼汰にはモデルの彼女がいるのを知っていながらも思いを伝える有村架純。
このくだりが冒頭から始まるもんだから、この後の2時間でどう話が転んでいくのか。見ている側としては色々と予想しちゃいます。
一歩間違えればストーカーでしょ
少なからず好意のある異性であれば、冷たくはしないでしょう。福士蒼汰もそう。彼女はいるけど、チョビっとでも「有村架純かわいい」と思ったのでしょう。学校で会っても普通に挨拶はするし、むしろ告白されてから言うものの彼女の存在が次第に大きくなっていきます。
けど、好意を寄せていなければいい迷惑。逆に、そのマイナスからスタートしたら、もっと面白かった気がします。
有村架純の場合は告白して200ポイント増し。そこからスタートですからね、あっこれくっつくなとの予想できちゃいます。
自分から身をひく潔さ
福士蒼汰の彼女もそんな彼の変化に敏感に気づきます。気持ちが私から離れて有村架純に言っているなと。
それがモデルのプライドをイタく傷つけたのか、フラれる前にフッてやると。
モデル業に専念したいから恋はお預けなんてありきたりの言葉は吐いたものの、心中は穏やかなはずはない。
福士蒼汰も、そんなに取り乱すこともなく、慰留することもなく、すんなり受け入れる始末。
これで真っ直ぐに有村架純との新しい恋に打ち込めると思ったのでしょう。
恋のライバル現わる
が、有村架純を狙っているのは福士蒼汰だけではありません。何と彼の中学時代からのお友達も有村架純を狙っている。しかもこの彼は有村架純が福士蒼汰に思いを寄せているのは承知済み。それを知っておきながら有村架純にもうプッシュをかける。2番でもいいからって。この開き直りの態度に共感を覚えました。
まとめ
これって昭和の映画?という位に落ち着いた感じが全体にしました。皆が良い人ばかりで、少しは性格がひん曲がっている人がいてもいいじゃんって。男の友情を壊したくないから身をひくなんて、そんな出来た子はそうそういないでしょう。
そもそも男の子友情って好きな子を取られただけで壊れるほどやわじゃないし・・・
と、エンディングを観ながらブツクサ突っ込みしまくりの作品でした。