ケンシロウもそうだった
漫画北斗の拳の主人公ケンシロウが、「一般人は脳の30%の力しか使えていないけど、俺はは100%使うことができる。だから強いんだよ」と。
小学生ながら、俺も100%の力を使い切りたいと思ったほどです。
今回紹介する「リミットレス」がまさしくその話。あるクスリを飲むと脳の力を100%を使い切ることができるというものです。
主なあらすじ
物書きを目指しているものの、なかなか陽の目を見ない主人公。ノートパソコンに前に座るも、1ページ、いや1行たりとも書くことができない。そんなんでムダに時間を費やし、彼女も呆れて逃げてしまう人生のどん底を味わいます。
そんな時に、薬品会社に勤める元嫁の弟とバッタリ遭遇。
良いクスリがあると主人公にも持ちかけます。クスリの力に頼るのはと最初こそ躊躇しますが、合法という言葉と今が人生のどん底だし、これ以上落ちることはないだろうということで試飲。
クスリを飲むいなや一気に脳がフィーバー状態となります。
文字降ってくる現象
それまで1行たりとも進んむことができなかったのに何と1日で原稿用紙数百枚ほどのボリュームを書き上げてしまいます。
脳が活性化されるとまるで文字の大雨が降ってくるようで、それを高速で文字化していく作業。
一度も手が止まることなくサクサクと執筆作業が進んでいきます。
しかも仕上がりもグッド。担当の編集者からは続きが見たいと催促がくるし、作家として成功を収めます。
脳の活性化とはこんな感じ
彼の執筆が恐ろしく早いのは、クスリのおかげですが、では脳内ではどのような現象が起きているのか。それは人生の中で見聞きした膨大の情報が呼びだされ、状況、状況に応じて引き出され、それが体系立てられて構築されていくイメージです。
例えば「ドラッグで捕まった芸能人」と言えば、お題が出されたとします。そうすると人生で見聞きしたドラッグで捕まった芸能人情報が一斉に現われ、それが体系立ててアウトプットされる。それを言葉にして、あるいは文字として吐き出すわけです。
まさに頭の中でevernoteが高速で動いていると言っていいでしょう。
活躍のフィールドは作家にとどまらない
作家という枠組みで収まっていればいいものの、彼はこのクスリの効果を他のビジネスにも応用できるのでは?と考えました。賢い人はさすがです。
投資家として、市況の情報を高速でインプットして、独自のアルゴリズムで規則性を抽出して、瞬く間に大金を手にします。
しまいにはある企業の顧問として企業買収のコンサルタントで莫大な報酬を手にし、クスリのおかげで、猛スピードで成功者としての階段を駆け上がって行きます。
エンディングがいい
良いことが続かないのは折り込み済み。副作用でボロボロになんて、クスリによくある暗い話も出てきますが、あくまでもこの作品はポジティブ。
何とクスリとの上手なつきあい方を発見し、副作用なくクスリを常用する方法を編み出した訳です。
最後は驚きのある職業を目指します。これにはさすがに驚きました。
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