日本人初のセリエA選手
今も現役バリバリの生ける伝説、三浦知良ことカズ。今現役のサッカー選手にも彼に憧れてサッカーを始めたというのはよく聞く話。
jリーグの草創期を支え、そして海外移籍の扉を開いたという点で彼の功績は日本サッカー界において大きな足跡を残したと言えます。
特に日本初のセリエAチームへの移籍は僕自身かなりの衝撃を受けました。
セリエAと言えば当時は世界最高峰のリーグ。今で言えばリーガエスパニョーラに移籍という位のインパクトでしょう。
揶揄する声も・・・
移籍先はジェノア。スポンサーに日本企業のケンウッドがつきましたね。一部にはジャパンパネー欲しさの獲得と揶揄されましたが、それも今考えると事実。
当時はセリエAの試合結果が地上波で流れていた位、日本ではセリエAフィーバーが巻き起こっていました。
当然、チームい対してもリーグに対してもいくばくかの収入がありました。
カズがイタリアに渡ったことで、イタリアという国が身近になったのも事実です。
ところ代わって日本では・・・
これに似たような状況が水戸ホーリーホックスにも起きていますね。ベトナムの優秀選手を獲得した所、現地から取材などが増えて、広告価値は160万円から5200万円と激増しました。
海外の優秀な選手を獲得することで、チームとしても獲得金以上の利益を生むことが証明されたのです。
日本にいながらにして・・・
例えばアジアで、あらたに海外進出を計画しているのなら現地で広告を打たず、日本のスポーツチームにお金を出した方がかえって良い宣伝になります。
日本で開催の試合は当然、現地で放送されるわけで、チームスポンサーともなれば胸には企業ロゴが入り、現地の人間はあの胸の会社は何者?となる。で、調べると電気屋さんなんだ。近くの電気屋に置いているかしらとなる。このようにある程度の企業認知は見込める。
で、満を持して、ある程度の認知が上がったところで進出を図る。それの方が商売にもやりやすい気がします。
あとは実力が伴えば・・・
広告宣伝のために獲得してもチームとしてもプラスにはなりません。先のベトナムの選手も実力を兼ね備えているから成立したお話。
なので、日本ではマイナースポーツでも、その国ではメジャースポーツの選手にスポットを当てて獲得したらいいのでは?と思った次第です。