今さらながらの進撃の巨人

進撃の巨人日本映画

巨人が主役じゃないの?

ブーム既に一巡していいますが、今さらながらアニメ映画、進撃の巨人を見ました。

漫画、実写も見たことがなく予備知識はゼロだったので、いらぬ先入観なしで観賞できました。

巨人と対峙する人類。力の差は歴然なのに気持ちを奮い立たせて立ち向かう兵士団。てっきり巨人が主役と思っていました。

進撃の巨人

なぜか憎めない巨人

おっさん顔、おじいちゃん顔、きんどうちゃん顔、人間を喰うこわーい存在の巨人なのにどこか愛嬌があって、どこか憎めない。

巨人ならもう少し極悪ヅラにした方が怖さも倍増しそうな感じはしますけどね。ただ変に作り込まない所に、リアルっぽさが出ていて没入感を高めるのに良いです。

近代兵器があればと何度も思う

必死になって巨人を対峙する彼ら。設定は中世ヨーロッパの国家都市。なので、武器となるものは剣なんですよね。

全く歯が立たず何体もいる巨人を見ると、こうゆう時に機関銃やらバズーカーがあれば彼らの戦いも少しはラクになるのにと思ったり。

仲間をどんどん失い、苦戦している彼らを見ているとどうしても助けたい上げたいと思います。この戦いをラクにするには近代兵器しかないんじゃないと。

このように見ている側に、そう思わせちゃうのがこの作品の凄い所だと思います。

漫画感ゼロもまたいい

巨人に捕まり、あんぐりの口が開き今まさに食べられちゃう-。そんな絶対絶命の瞬間に、ONEPIECEならばルフィーが突然現われて助けてくれるのでしょうけど、そんな漫画ならではの展開は一切なし。超人的なキャラなど一切登場せず、生身の人間が巨人と戦うわけですから、その後の展開が予想つきにくい。

これもまた多くの人が支持する所以なんだと思いますね。

進撃の巨人

ウルトラマンかよ

進撃の巨人とは巨人から人類を守るという壮大な作品というのが見かけました。

となるど、ジリ貧の兵団が、苦戦しながらも巨人と戦って勝利していくという話の反復かと、やや飽きてきた感の矢先に新たな展開が。

の概要が掴めかけた所で、新たな展開が。

何とあの憎き巨人の中で人間の味方となる巨人が現れたのです。

これは人間にとっては大きな戦力です。バズーカーや大砲以上の戦果を人間側にもたらしてくれます。

鮮やかに決まる右ストレートにおっさん顔の巨人もノックアウト寸前。が多勢に無勢。群がる巨人には太刀打ちできずに身体中をパクパクされてあっさりと死んでしまいます。

ゼットンに負けたウルトラマンのごとく、ヒーローは絶対の存在じゃないんだということを思い出しましたよ。

進撃の巨人

続きが楽しみ

人間側も仲間に取り込めば大きな戦力になると踏んでいた矢先の巨人の死に深く落ち込みました。

茶の間も僕も落ち込みました。また力の差が歴然の戦いに臨むのかと。

が、ところがどっこい死体となった巨人の中から、何と巨人に喰われた主役のヘレンがで出てきたではありませんか。

巨人の秘密の鍵を握るというだけあって次回がおおいに楽しみです。

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