影武者という生き方
影武者と聞くと、真っ先に出るのが徳川家康。そっくりさんを何人も抱え、関が原の戦いも影武者が出陣していたようないないような・・・。
本作品も、そんな影武者の話。で、誰の影武者かと言えば、かのフセイン大統領の息子、ウダイ。時は湾岸戦争真っ只中。
戦争で狙われる危険が高まったので、影武者を雇うことにしたのでしょう。
が、影武者のラティフにとっては、とんでもない迷惑な話。かと言って無下に断れば家族の命はどうなるかわからないと脅迫めいたことを言われる始末・・・。
独裁国家ってムチャクチャ
ここで、ん?と思いましたが、独裁国家って法律より超越したところに存在するだと、怖さを感じましたが、これはまだまだ序の口。
作品内では、この放蕩息子の目に余る暴走振りがひどすぎるの何のって。思わず目を覆いたくなるような事が起きます。特に女性に対しての性的な暴走が・・・。
こんなウダイに嫌気がさして、影武者ラティフが最終的にある行動に・・・。
この後は、是非、本作品でお確かめください。胸のすく気持ちになります。