映画批評

ハリウッド

ドラえもんとのび太を見ているようだ「TED」

ぬいぐるみだから成立? 愛らしいルックスのテディベアに、中身はスケベな中年おっさん。愛くるしいクマのぬいぐるみがゲスいことを口にするもんだから、そのアンマッチさが見ていてい面白いんでしょう。CGもよーく作り込まれている。喧嘩のシーンも、小熊...
日本映画

映画的な盛り上がり一切なし。「ライク・サムワン・イン・ラブ」

ドキュメンタリータッチな映像 どこか色調が強めで、アンダーな質感。ドキュメンタリー映画っぽい作り。会話途中に変な間があったり、そのエピソードいる?的なストーリーには関係ないシーンもちょいちょいはさみこまれ、台本のないノンフィクション感が漂っ...
ハリウッド

受け入れる勇気は時には必要「フライト」

飛行機事故ってマジ怖い。 あんな重い物体が空を飛ぶなんぞ全く信じられない私。なので、飛行機は大の苦手。離陸中は半端ない手汗をかき、早く機体が安定飛行になるのを祈るばかり。 で、この映画を観た後に、飛行機に乗ったもんだから、恐怖心がいつもの1...
日本映画

どうしてそこまでひねくれる「苦役列車」

時はバブル前夜 日雇いバイトで、その日の暮らしを余儀なくされる主人公、北町貫多。時はバブル前夜といえば、僕は高校生位。当時は今ほど、景気の厳しさは感じられず、日雇いの引越しのバイトで、8,000円位。スポットのバイトで、1万円近く稼げるって...
ハリウッド

プロを怒らせたら恐い「PARKER」

ルパン3世ばりの窃盗団 簡単に言うと、パーカーさんは一匹狼の泥棒。冷徹で仕事に厳しく、その世界でも一目置かれる存在。仕事さばきで言えばルパンもかすむほど手際よさ。完璧です。 比類なき強さ 拳銃、ナイフ、立ち技、寝技すべてにおいて絶対的な強さ...
日本映画

あるあるがいっぱい詰まってる「桐島、部活やめるってよ」

ゆる〜いセリフ回しがいい アドリブ?と思う位、役者陣のセリフが自然。声をはるわけでもなく、抑揚もなく淡々としゃべり、カミカミでも普通にしゃべり続けているし。そんなグダグダ感が逆にリアリティがあって作品に没入。 帰宅部にはなってみたけれど・・...
日本映画

実話じゃないから、う~んな感じ「新 仁義なき戦い」

架空の組織・人物の設定と言っても・・・。 フィクションとは言っても、実在の話をベースにした話であり、ほぼほぼノンフィクション。それが仁義なき戦いの魅力だったのですが、この作品は完全な架空のお話。山守組のNO2が組長をも凌ぐ力をつけて内紛劇を...
日本映画

ノンフィクションだから面白い「仁義なき戦いシリーズ」

シリーズものでは「寅さん」と「仁義なき戦い」が双璧 日本映画に、シリーズ作品は数あれど、僕の中では「寅さん」と「仁義なき戦い」に勝る作品はありません。映画は観たらすぐに消去しますが、この2作品だけはHDDに保存したまま。何度みても飽きないと...
日本映画

あと3作位は続けて欲しかった「仁義なき戦い 完結篇」

新時代の幕開けを予感 市民、マスコミ、そして警察の圧力が深まり、ヤクザ社会は厳しさを増すばかり。このような時代の変化を読み取り、武田(小林旭)は政治団体という形に組の存続をかけ、天政会を結成する訳です。 大同団結の大所帯誕生 他の組とも協力...
日本映画

山守帝国もそろそろ終焉「仁義なき戦い 頂上決戦」

日本も新しい時代に 時は東京オリンピック開催を1年後に控えた昭和38年。世間の暴力団を見る目も厳しくなり、市民団体、マスコミが激しい撲滅運動を掲げる中、警察も一斉検挙に乗りだすことに。ヤクザと政治家、ヤクザと警察の持ちつ持たれつの関係を決別...