映画批評

ハリウッド

モンスターハンターだったの?「リンカーン/秘密の書」

リンカーンものだけど・・・ アメリカ初代大統領の生涯を追った作品と思い、これは面白そうと期待に胸躍らせたものの、いい意味で裏切られました。 モンスターハンター、リンカーン 設定は、何故かリンカーンがモンスターハンター。愛用の武器はオノ。ブル...
日本映画

ずーっとズレまくっていたから入ってこない「黄金を抱いて翔べ」

井筒監督作品だけに期待大 岸和田少年愚連隊、ゲロッパ、パッチギの井筒監督作品とあって、ユーモアの中に、ホロりとくる人情ドラマを予想していましたが、いい意味で期待を裏切られました。 浅野忠信が本気で怖い あらすじは、平たく言うと金塊を盗むとい...
アジア映画

理不尽とはわかっていても戦わなければならない「高地戦」

朝鮮戦争のお話時は朝鮮戦争真っ只中。恐らく北緯38度線近辺となる最激戦区のエロック高地。この周辺地域で取りつ、取られつの激しいという言葉で語り尽くせない戦いが繰り広げられます。 現場レベルでは結構、フレンドリー 国家レベルでは、停戦締結に向...
ハリウッド

イーストウッドは役者としてもピカイチ、「人生の特等席」

マネーボールとは真逆の作品。データ重視のスカウトが全盛の中、長年の経験やカンを頼りにスカウト業に精を出す男の物語。 イーストウッドがいい味出してる。 まさに頑固親父を絵に描いたような主人公ガス。球団からあーだー、こーだと言われても、自分の考...
ハリウッド

哲学的すぎて後に残らない「ソフィの選択」

タイトルはよく聞くけど 当時話題になったあの本の映画作品。と思ったら全然違う話。一緒だったのはソフィのみ。書籍のタイトルは「ソフィの世界」。この作品は「ソフィの選択」。 僕と同じような勘違いをされるかもしれませんので、とりあずの触れてみまし...
ハリウッド

色んな意味で最強、「最強のふたり」

化学反応ってこうゆうこと 住む世界が全く異なる2人なのに、何故か馬が合うとは、こうゆうこと?と深―く考えさせられた同作品。お互い、自分にないものに、惹かれるんでしょうね。 海外セレブのスケールのでかさに驚愕 資産家なのか、事業で成功したのか...
ハリウッド

後半の没入感がたまらない「マネーボール」

ベースボールは統計学 ちょっと前に話題になった「統計学が最強の学問」を地でいく作品。スカウトマンの長年の経験や勘に頼るのではなく、ヒット、打点、出塁率のデータから、選手個々の能力を計るというもの。 実話だけにスリル感たっぷり 話は、米、メジ...
映画批評

80’S感が懐かしい「ヤング・シャーロック ピラミッドの謎」

スピルバーグだから・・・ 映像の雰囲気、セットの作り込みなどから小さい頃に見たグーニーズの記憶を呼び覚ます同作品。製作総指揮がスティーヴン・スピルバーグとあって、なるほどと納得。 作者をリスペクトした作品 シャーロックホームズの作者へのリス...
ハリウッド

呉越同舟、X-MEN2

スケール感が半端ない。 スパイダーマンやスーパーマン、バットマンなどのコミックヒローを扱った映画は数あれど、物語の奥深さという点では、一押しの同作品。これが結構深いんですよね。 最初は、いいものと悪者の単純な物語と思いましたが、さにあらず。...
ハリウッド

そうゆうことだったんだ、イラン革命。「アルゴ」

イラン革命を知るにはいい作品 なぜ、イランとアメリカが国交を断絶しているのか?イラン革命がきっかけというは知っていましたが、革命そのものがどんな内容であったかはちょっと・・・ 国王の引き渡しが原因 そもそもはそれまでイランを治めていた国王が...