周りはどんどんアイコスへ
発売以来どこに行っても品薄状態。購入できようものならヒーローとして崇められるほどの人気のアイコス。
僕の周りでももの凄い勢いで紙巻きたばこからアイコスに切り替える人が続出。
加熱式のタバコの世界では他を寄せ付けない絶対王者の風格が漂っていました。
競合他社が思い切った値付けで反攻
ところが最近では、その勢いにもストップがかかっているようで、シェアの伸び率が鈍化してきました。
2017年7月2日から18年1月までの伸び率は月平均0.57ポイント。
それまでの伸び率と比較すると約半分にまで落ち込んでいる模様。
要因の一つとして挙げられるのが競合他社の攻勢。
加熱式タバコの世界では、アイコス、グロー、ブルームテックの3社と参入企業は少ないものの、競争がむちゃくちゃ激しい。
アイコスの本体価格が約2万円。それに対し、競合は価格で勝負とばかりに、グローが8000円から3000円へ。ブルームテックも3000円と強気の価格設定をしてきました。
これでは勝負にならないとばかりに、アイコス陣営も競合に引っ張られる形で値下げを断行。
なんと約半額お8000円という、かなりはりきった価格を設定きました。
定価で既に購入したユーザーから批判の声が上がるのは承知の上なんでしょうか、それとも新モデルの発売に合わせて現モデルを消化しようと目論んでいるのか、真意はさだかではありませんが、アイコスの苦悩が伺えます。
敵は加熱式だけじゃないよ
価格を引き下げることで競合他社に対策はできましたが、シェア低下の改善にいたらないは承知済み。
このシェア低下を50代以上の切り替えが進まないを分析しています。
紙巻きタバコから加熱式タバコへこの層はなかなか切り替えてくれない。
だからといって、この層に対する特別な施策を打つわけでもなく、価格引き下げを武器に何とか加熱式タバコへのスイッチを促そうとしているのが現状です。
世論の声も逆風か
他にも、加熱式タバコを取り巻く環境が厳しくなっていることも挙げられます。
紙タバコに比べて健康への害が低いと言われていますが、本当にそうなの?ということで試験が行われている話も聞きますし、値上げという声も聞きます。
結局の所、紙巻きたばこ
個人的には加熱式タバコの味は合いません。50代以上の方もアイコスを吸ってはみたものの、何か違うなという違和感を感じたからじゃないかと。
筐体もかなり紙巻きたばこに比べるとゴッツく見えますし、吸っている姿がスマートに見えません。
となってくると、何だかんだ言って紙巻きたばこのままでもいいじゃんと思うわけです。個人的には・・・。