自分の回りの景況感
新聞などでは、好景気が今なお続いており、有効求人倍率がバブル以来の高い数値を示し、失業率も減少傾向。で、年金も納付率も雇用が安定したことで伸びています。
株価も安定して2万円前後を維持しており、円安も続いており輸出型企業の多い日本としては良い傾向かと思います。
が、自分の暮らしっぷりを見れば、アベノミクス前と給料は変わらず、変わらないものだから生活スタイルもそのまま。ランチ代を節約して、たまにカップ麺をすすってみたり、夜の晩酌は第三のビール。
スーツもSALEで数年振りに買う始末。毎シーズン、スーツを買っていたバブリーな生活は、まだ僕クラスの人間にまだまだ浸透していません。
世の富裕層はずっと先を見ている
この先ずっと、この生活が続くのか、はたまた再びバブルの世が来るのか、これは誰も予見できない話。全く先の読めない時代ですから。
富裕層を対象にしたある調査によれば、約8割の人が現代が最も不確実な時代と回答したそうです。
先を見る目が確かなプロの人達でさえ、読めないと言うのですから。
3つの不安要素とは
一つ目にが政情不安。英国のEU離脱、アメリカのトランプ氏就任。そして中国の数年振りに行われる共産党会議などなど。経済を停滞させるのか、それとも成長させていくものなのか。その判断がしにくいというもの。
トランプ氏就任で経済停滞なんて言われたものの、蓋を開けてみれば上昇していますしね・・・
2つ目が生産労働人口の減少。日本、中国は既にニュースなどで知っていましたが、アメリカも欧州もそろそろピークを迎えます。この人口が将来の成長をある意味、約束するものであり、これが減少することで経済は停滞しちゃうのでは?とも言われています。が、これもひょっとしたら経済が活性化しちゃうことも十分考えられます。
3つ目が貿易総量の停滞。貿易量も世界経済の動向を知る上で重要な指標になりますが、こちらも生産労働人口とリンクして、伸びていないとか。
保護貿易的な思想を発表をしている国もあり、その影響が出ているかもしれませんね。
オチは仮想通貨
で、先に見えない世の中から見切りをつけ、富裕層が目をつけたのかが、ビットコイン。今は限られた人による利用で、かつ乱高下が激しく投機商品の感じがしますが、市場が拡大していけば、実際の通貨よりも安定度の高い投資商品になるのではと期待されています。
政情不安、生産労働人口、貿易量などとは無縁ですから影響を受けにくいですし、それも安定していると言われる要因ではないでしょうか?