貯蓄から投資へに水を差すかも。仕組債狙い撃ち

投資投資ネタ

ほぼほぼ放置状態。投資案件

政府主導による「貯蓄から投資へ」という取り組みに踊ろされて、いくつかの投資商品を購入してみたけれど、出来の良い子もいれば、そうでない子もいて、トータルではほぼプライマイゼロの運用成績。

ほぼ放置状態にしている自分がいけないのだけれど、償還するのも面倒。てなわけで、今現在、儲けが出ているのかどうかもわからない状態。

けど、多くの人がこんな状態じゃないのかなと思います。そんな中、投資の素人でも興味がそそられたのが、仕組み債という商品。

利率も高いには理由がある。仕組債

仕組債とは、国債や社債といった手堅い商品に、スワップやオプションといったデリバティブを組み合わせた商品で、これにより金利もかなりお高いというもの。

とはいえ、いいことずくしではなく、満期時には従来の債券と異なり、手元に残る金額も変動するとのこと。

まぁ、金利が高いということは、相当のリスクを負うわけで、これいたしかたないと思いますが、金融庁からは説明不足とのことで、調査が入ったようです。

金融庁の言い分

仕組債に関する苦情の連絡が後を立たないというのが原因。ので、金融市場の風紀委員としては見逃すことはできない。

苦情の内容はと言えば、元本割れになった商品が約1割に上り、3ヶ月で元本の8割を失ったという事例もあったとか。

元本割れの経験豊富な僕としては、さほど当たり前のことと受け止めますが、3ヶ月で元本の8割というのは確かに目を疑います。

銀行にとっては、オイシイんです。仕組債は

仕組債を取り扱う投資銀行などには、オイシイ商売のようで、まず手数料率が高いという点、加えて償還が1年と早いので、コストも抑えられていい事づくし。

てなわけで、数多ある投資商品の中で、仕組債を当然の流れともいえます。

償還も早いものだから、次々と他の投資商品が売りやすい。んで、しっかりと手数料を稼げる。うまく行けば手数料獲得の無限ループができることも。

やっぱりもう少し知識が必要

金融庁は説明不足で言いますが、投資はリスクはつきもの。銀行側に丸投げするのではなく、投資する側も少なからずお勉強が必要なのかなと思います。

全ての責任を銀行側のおしつけるような今の状況だと、貯蓄から投資への流れにも水を差すような感じがします。

まず、僕みたいな放置状態の投資家達が学べる場を作っていただくことから始めて欲しいと思った次第です。

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