ESG投資対策?エシカル商品

これからは環境配慮が問われる時代

「環境を意識した」、「環境に配慮した」という言葉が飛び交う企業発信のメッセージ。どちらかと言うと言葉だけじゃんという穿った見方してきました。

というのも、環境に配慮した商品ともなるとコスト高ともなり、需要も極めて低い。利益を上げることが至上命題の企業活動においては二の次だから。

けど、世界的に温暖化、異常気象を見るにじりじりと環境破壊の影響らしき災害が起きていることも事実。

利益を上げるだけ社会に全く貢献しない企業活動はいかがなものかという風潮が昨今の空気と感じるのです。

で、ここ最近話題になっているのがESG投資。その企業活動が環境に配慮しているのか、はたまた企業活動において地球環境に害を及ぼしていないかをチェックし、環境配慮型であれば投資しましょうというもの。

特に機関投資家にこの傾向が強く、電力会社などで火力発電を増やしたことで、環境に配慮していないと見なされ、投資の対象が外されてしまいました。

てなわけで、ウチも早めに手を打っておかないと将来的に投資を呼び込めないかもと不安になった企業が次々とESG向け活動をし始めたというのが、僕の見立てです。

投資

お肉じゃないよ。フェイクだよ。

食肉の世界で言えば、加工食品のハムの分野で、その動きが見られます。従来のお肉ではなく、植物性のお肉を使うというもの。

これのどこが環境に配慮しているのかと言うと、従来のお肉に比べ使用エネルギーが低いため、温暖化対策になります。それと家畜の命を奪うこともなくなる。

これを持ってESGと見なされるわけです。この手の商品をエシカル(倫理的)消費と呼ぶようで、日本ハムもこの市場に参入。さすがは先見の明ありと思いきや、丸大ハム、伊藤ハムは既に商品化しており、遅れ馳せながらの参入となりました。

この状況を見るに、食の世界ではESG投資対策が着々と進んでいることが伺えます。

肉

お酒の世界でもESG

お酒の世界でも同様の動きが。オーガニックワインがそれにあたり、メルシャンでは販売数量に占める割合が全体から見れば、まだごくわずかですが、ジリジリとシェアを伸ばしています。

紅茶

マクドナルドも黙っちゃいないよ

マグドナルドでも、仕入れ商品に対して環境配慮を進めています。フィレオフィッシュに使用するスケソウダラがそれ。

MSC(海洋管理協議会)認証がそれで、これは冷凍工程を2回から1回に減らし、日本に持ち込むというもの。これにより解凍に使う水、温暖化ガスの削減に貢献しているとか。

マンモンスチェーン店だけに、消費者イメージを意識した対策にも見えますが、投資を呼び込む上でも必要なのでしょう。

マクドナルド

意識高いよ。今どきの若者は

とは言え、従来の商品に比べるとまだまだ市場規模が小さいエシカル商材。

企業の体力を奪うのではと懸念してしまいますが、昨今の若者は企業姿勢も見ているようで、環境に無視した活動をしていれば、総スカンを食らうことも。

自分たちの世代は考えられませんが、昨今の若者は何としっかりした見識をおもちなのかとただただ頭の下がる思いです。