個人間のサービスが目立った2014年
ネットの普及に伴い、個人間の売買サービスが増えた印象。例えばECサイトで言えば、メルカリやLINE MALL、タクシー業務では、ウーバーがやたらと話題になっていたし、クラウドハンディングでも個人が融資できるサービスが増加しているし・・・。
そんな中で、今回取り上げるのが、お金の貸し借りを個人間でしちゃうという話。
レンディング・クラブとは
個人間のお金の貸し借りを仲介するサイト、米レンディング・クラブ。にわかに利用者が増えているようです。貸し手と借り手から手数料を徴収するというサービスですが、とにかく利率が銀行よりも安いということで、利用者が増えているとのこと。
自転車操業の恰好の餌食か?
利用者の大半はクレジットカードの返済に、レンディングクラブを利用。クレジットカードの利率が16-18%に対し、レンディングクラブのそれは12%程度。
何か、借金で首が回らない人が利用するサービスって感じはしますけど・・・。
企業の借り入れも増加
ということで、個人間の取引が主要業務なのだが、ここに来て企業向対企業の貸し借りも増えてきているとのこと。信用度の評価は独自のアルゴリズムを使用しているとのことで、焦げ付きもしにくいとのこと。
銀行の脅威となるか。
利子が低いのも銀行に比べ経費が少ないという点が大きい。個人がある意味、銀行屋さんになる訳で、日本にも早く導入して欲しい。
けど、焦げ付いても、お金は返ってこないよという条件を飲むのはちょいと勇気がいる・・・。
日経ビジネス NO.1771