EC業界の雄、amazonの強みとは
amazonの強さは、一言で言うのならパーソナリゼーション。ユーザーごとにおすすめの商品を紹介する例のアレ。「こんな商品も買っています」なんて言われると、ついつい買ってしまう。
優れているのは、ある分野だけ?
このパーソナリゼーションが優れているのはDVDや書籍の分野だけで、それ以外の分野では優れていないとリッチレリバンスのCEOはバッサリ。で、この方、元amazon出身で、しかもamazonの成長に大きく貢献していたと言うのだから、おだやかではない。
リッチレリバンスの凄さとは
amazonのパーソナリゼーションをより進化させたのがリッチレリバンス。DVD、書籍に限らず、家庭用品なども含め、パーソナリゼーションを効かせている。ユーザがアクセスすると、ユーザに合わせて商品の内容・配置までも最適化されて表示されるという。
早速効果が出ている企業も。
リッチレリバンス自体は、ECサイトを持っておらず企業で運営しているECサイトに対し、サービスを提供しているっぽい。んで、米家庭用品、ウイリアムズ・ソノマでは、このサービスを導入したところ、ECがリアルを逆転。大きく売上を伸ばしたようです。
amazon1強は不健康
amazonをやめ、このサービスを立ち上げたCEOいわく、今のamazon1強の市場はよろしくないと。フェアな市場環境を作るの、その思いを胸に起業したとか・・・。
楽天の三木谷社長とも親交があるようで、この先、楽天が導入する日も近いかも・・・。
日経ビジネス NO.1769