アフリカ市場は今後中間層が爆発的に増える
ブリックス、東南アジア諸国に続き、最後のフロンティアとも呼び声の高いアフリカ
豊富な資源を武器に経済も発展していき、50年後には中間層が爆発的に増えるとも期待されています。
内需が拡大すれば、アフリカに進出する意味もありますしね。
日本のみならず海外も注目
2016年8月に経済関連のイベントが開催されます。こちらのイベント日経企業150社に加え、阿部首相も参加することとあって、日本のアフリカに対する意気込みが感じられます。
このような経済関連のイベは日本だけではなく各国で盛んに行われています。
中国、韓国、米国などなど。
支援金では中国の6兆円が飛び抜けている通り、アフリカ投資への積極性が伺えます。
ということで将来的には中国と経済的な部分で競合することが多くなるんでしょうね。
既に結果を残している日本企業
国を挙げての参加の前に、既にアフリカ進出で成功を収めている日経企業もチラホラ。
日清食品では貧困支援という社会貢献という形で、給食に即席麺を提供してています。
日本ペイントは、蚊を寄せ付けない特殊な塗料を塗った蚊帳をこれまた社会貢献という形で提供しています。
電動工具のマキタは、商社、豊通と組んで販路の開拓を進めています。
進出の手法は、企業によって様々ですが、社会貢献という形がアフリカ進出の正攻法といった感じがします。
アフリカ進出の弊害
新興国進出で必ず出るのはインフラの貧弱さ。交通インフラであれば、道路、列車など物を運ぶインフラが未整備というのが障害となっています。
生活インフラで言えば電力。頻繁に停電するような環境では、おいそれと工場建設はできませんし、頭を悩ます所です。
アフリカ特有と言えば、言語の違い。植民地時代から流れなのか、英語圏、フランス語圏、ポルトガル語圏と国によってバラバラ。アフリカ諸外国で商売をと言っても、言語の違いが横展開の壁になることは間違いないでしょう。
が、そんな事を承知の上で、進出している企業は、本当に頭の下がる思いです。
現地スタッフは、相当な苦労されていることが容易に想像できます。
BRICs後の新BRICs
アフリカ経済圏でも、貧富の差が出てくるでしょう。
富める国と貧しいままの国。となるとアフリカ版BRICsなるものが近い将来誕生するかもしれませんね。
ナイジェリア、カメルーン、南アフリカ、ケニアの頭文字を取って、NCSK
読み方はナクスク?。イマイチです。