関税支払ってから販売OKの中国ルール

関税を今一度お勉強

関税とは輸入品に対して、税金を課すこと。これにより自国の産業を守るという大義名分が立つ。TPPで、今争点になっているのがまさしくこれ。牛肉の関税を下げろと言えば、いやいや、そこまでは無理ですよと突っぱねる日本。そりゃー自国の農家を守るために必至なわけです。

関税を支払ってからの販売

関税にまつわる話で、中国の場合、基本的に輸入品に対して関税を納めてから販売することができる。なので、関税を支払わないまま、市中には商品を置けない。

中国

けれど、経済特区は別。関税を支払っていない輸入品でも販売できる。

経済特区、上海の場合

経済特区のひとつ、上海にある日本の高島屋。日本製品を大量に輸入し、品揃え豊かに商売をおこなっている。この品揃え豊かがなせるのは、関税の後払いが効いているから。

高島屋

けれど、実態は異なる。確かに様々な商品が陳列はされているけれど、販売できないという。それも地方政府からの販売OKのサインが出ていないため。

プレステ4発売延期

これは高島屋に限った話でもない。ゲーム規制の厳しい中国でプレステ4販売と新聞などで大きく報じられたが、当初の1月発売から3月と大幅に延期。これも地方政府からのGOが先送りになっているため。

プレステ4

どーなる中国経済

政府によるインフラ、不動産投資による成長から、消費や新産業で経済を牽引していくという方向に舵を切り、安定した成長を目指してはいるけれど、現場レベルでは申請が煩雑となり、うまく機能していないの実情のようだ。

この辺が、整備されるまでにはもう少し時間がかかりそうかも。

日経ビジネス NO.1782