ベトナムの次はフィリピンだっ

成長著しいフィリピン

アジア諸国の賃金上昇率で圧倒的な伸びを示すインドネシア。に対し、ここ5年近くほぼヨコバイでかつ賃金の安い国がフィリピン。

が、経済成長率は6%台をずっと維持するなど成長著しいのは確か。マニラには巨大なショッピングモールが立ち並びにユニクロ、無印良品など日本企業の進出も見られる。

って、ことはそれなりに国内消費者の所得もアジア諸外国と肩を並べるほどのポテンシャルがあることを証明しているようなもの。

日本企業も続々参入

プリンター最大手のエプソンやキャノンは、新工場の建設を予定。他にも三菱自動車やトヨタも生産増強を計画しているとか。

円安基調で国内回帰の声が高まる中では異例。それだけフィリピンが有望な市場と言えるのでしょう。

製造業不毛の地と揶揄

その昔のフィリピンと言えば、製造業のような投資回収に時間のかかる業種は、フィリピン進出は不向きと言われていました。

政情不安定、脆弱なインフラ、不安定な治安などなど進出に不向きな理由は枚挙にいとまがない。

が、進出するのはなぜか?それは今後の将来を見越してのことのようです。

豊富な労働人口

人件費という点で、現地点では先を走るインドネシアとさして変わらない。が、その伸び率は冒頭で説明した通り、ほぼヨコバイをキープしています。

というのも、フィリピンは他国に比べて労働人口が豊富。平均年令が23歳と圧倒的に若く、ほぼ買い手市場。ある工場では3年で自己都合でやめた人は一人というのだから、いかに人が余っているかがわかります。

ストが少ないのも魅力

進出先の国で頭を悩ますのが労働者によるスト。中国では売り手市場だからなのか、頻繁にストが行われている印象を持ちます。実際、2013-2014年の2年間で、中国では約2000件を超えるストが発生。ベトナムでも300件。これでは仕事が滞るのも無理はありません。

一方フィリピンでは同時期のストは3件と圧倒的に少ない。労務管理のしやすさという点で、進出しやすい国と認められたのでしょう。

英語が通じるも魅力のひとつ

フィリピンは幼少期から英語教育が施され、識字率は94.6%。英語で仕事ができる魅力はタイやベトナム、インドネシアにはないだけに、これも進出理由として挙げられています。

まとめ

つい最近、ミャンマーの記事を書きましたが、アジアにはまだまだ進出できる国が多いことを改めて知ることができました。一方、中国からはどんどん撤退していく企業が増えるんでしょうね。

賃金、そして労務管理の少なさが進出企業選びの肝になっていることをあらためて実感した次第です。