準備が整わない企業
コロナ騒ぎによる外出自粛が要請される中、企業もその対応に突貫工事で進めているというのが実情でしょう。
社員が自宅で仕事ができるようにパソコンを新たに購入したり、ネットワークを外部からでもアクセスできるようにしてみたり・・・。
すぐに出来るような体力のある企業もあれば、導入にはもう少し時間がかかりそうという企業もあり、マダラ状態。
社員も在宅勤務にフィットできない
一方、社員も会社同様、てんやわんや状態であることは確か。
お家に机がないものだから、床に自家座りで仕事をするも無理がたたって腰を痛めるわ、通信環境が全くないので、新たに契約を結んだりとパニック状態。
双方とも、1-4月にいかにドタバタ状態であるかが伺いしれます。
きっかけは震災。
そんなテレワーク初心者の企業を横目に盤石の体制で、今回の騒動に余裕を持って対応しているのが、システム開発会社のシックス・アパート。
テレワークのきっかけは震災。当時は電力不足の解消という理由で、週1回のスペースで開始。電力復旧後もこの業務スタイルが会社、社員で定着したのでしょう、継続して週1テレワークが実施されました。
これって今回のコロナ騒動でも十分考えられるかなと。つまり、コロナをきっかけにしてテレワークが各企業にも当たり前のように導入されるということ。
最初こそ1週間限定で始まり、徐々に日数を増やし、遠い未来にはほぼテレワークで月1回顔を合わせるということも考えられます。
広さも家賃も1/4って凄っ!
再び、話をシックス・アパートに戻しますが、今ではほぼ完全テレワークに移行。
んで、オフィスの規模もこれまでは50席ほどだったのが、10席ほどのこじんまりしたものに変更。家賃も1/4と驚くほどの経費削減を実現しています。
他にも定期代を廃止して、各スタッフ一律で1万5千円のテレワーク費を支給。これまた大きく経費削減に寄与していることは言うまでもありません。
コストダウンじゃないよ。テレワーク用だよ
この流れを受けてなのか、昨今ではオフィス探しも、コストダウンによる規模縮小ではなく、テレワークに移行したので規模縮小というケースが増えているようです。
確かに無断に大きな箱は必要ありませんからね。ウチの会社がも検討してもいいかもと思いました。
テレワーク専用オフィスっていいかも
働く社員の住まいにも変化が。在宅勤務と言っても先に上げたように机がないというも人や通信環境がない。
さらには子供がうるさくて仕事にならないという人もいるでしょう。
というわけで、マンション内に諸規模なワークスペースを用意した物件も手始めています。
机はもちろん、通信環境、プリンターも備えた仕事するにはもってこいのスペース。
自分の部屋ではないこともあり、気持ちも切り替えもできて良いことずくし。
コロナ後に、本当の意味での働き方改革がはじまるんでしょうね。時代に乗り遅れないようにしないとと思った次第です。