ボランティアボイコットしちゃったよ
熱狂の中、幕を閉じた平昌オリンピック。日本勢も最多のメダルを獲得し、大いに盛り上がりを見せました。
個人的には選手の活躍はもちろんですが、とてつもなく寒い場所での開催というのが驚きでした。
現地で取材するアナウンサーなどもこの寒さにやられてか、口が回らずたどたどしいコメントになっていたなんて、声も聞かれました。
さらに現地で働くボランティアスタッフが、あまりの寒さに仕事をボイコットしたこと。
極寒の中で1時間以上待たせたりなど、ある意味苦行。無償で労働力を提供し、ある程度の事は許容できるも、生死スレスレの環境に置かれてしまえば、そりゃ、声を上げるのも無理はありません。
ボランティアで支えられるオリンピック
とにかく国を挙げての大イベント。全世界から観光客がワッと押し寄せてくるのですが、受入国もそれなりの体制を整えないと大会自体が回りません。
そこで活躍するのがボランティア。観客の誘導やら会場の受付業務などを手伝ってくれるわけですが、語学もそこそこ堪能でなければ務まらないと思います。となると、相当な高学歴?、質の高いスタッフのなのかなと。
大半は時間に余裕のある学生さんのことですが、数が足りなければビジネスパーソンの参加もありえるんでしょうね。
ボランティアに積極的な企業
企業によるボランティア活動。大概、CSR活動のくくりで紹介されています。ゴミ拾いやら地域の行事参加、森林育成活動、子どもたち向けの教室開催などなど。ボランティアも震災復興のスタッフ派遣などがあります。
となると、その中に東京オリンピックのボランティア活動に参加というネタも当然入ってくるわけで、企業にとってもCSR活動のネタには持って来いかなと。
この流れを後押しするかのごとく、東京都では助成金を出す動きに出ました。蓋をあけてみたら、定員数500のところに応募が殺到。お金がつくはいいけれど、とにかく企業宣伝という側面で、これは使えると踏んだ企業が多いのでしょう。
どうなる東京オリンピック
これが東京にかぎらず日本全国でも行われるようなことがあれば、大会期間中の仕事はどうなるのかなと。ある意味、夏休み状態になるのかなと期待しちゃいますね。
国を挙げての大イベントですから、開催日は臨時休日という声もありますし、大会期間中の都内の交通はほぼオリンピックに独占され、経済活動もスムーズには進まない。ならば、割り切ってオリンピックを応援しようとなればうれしいんですけど・・・