労働時間増を招く恐れ
週40時間を基本とする労働時間規制がなくなり、残業代がつかなくなる?って話題を最近、新聞で目にします。僕の場合、残業代のつかない会社で働いていたので、何を今更って感じはしますが、残業時間が長引くなど、雇用者にとっては有利だの、色々と問題が噴出しているようです。
まずは高額収入者からやってみる
阿部さんの成長戦略では、まずは高額収入者、年収1,000万円以上の人を対象にやってみようという話が出ているようです。で、その候補に挙げられているのが「為替ディーラー」。高額収入とは思っていましたが、まさか30代で1,000万円とはうらやましい限り。まぁ、報酬がそこまで高い分、成果に対してもさぞ厳しいと予想はつきますが・・・
なぜ、ここに来て、残業代ゼロ
労働時間ではなく、成果に対して報酬を払う「ホワイト・エグゼンプション」。成果を上げていなければ、当然収入も下がる訳で、かなりシビア。けど、外国人投資家にとっての受けは良いようです。阿部さんとしては、海外からの投資活性化には、労働改革も不可欠と見たのでしょう・・・。
まとめ
海外投資と言っても、対象は上場企業かと。ということは非上場には全く持って関係ないの話。であれば、年収ではなく、上場会社に対して、「ホワイト・エグゼンプション」を導入すればと思う訳です。
ただでさえ、お給料がダダ下がりの今、唯一の救いの手となる残業代さえ、お預けとなったら、消費も先細りするのでは?と不安を感じる今日この頃です・・・
日経ビジネスNO.1744より
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