次世代電池の本命は全固体電池だけじゃない?

充電池自動車業界

リチウムイオン電池が主流だけど・・・

EV車に搭載されるバッテリーのほとんどがリチウムイオン電池。クルマに限らずですがスマホやノートpcなどにも使われており、広く普及している割には一向に価格が下がりません。

EV車の価格が下がらないのも、リチウムイオン電池を使っているからとも言われるほど。

そんな事情もあってか、各自動車メーカーで次世代バッテリー、全固体電池の開発が着々と進められています。

全固体電池の優等生っぷりが凄まじい

全固体電池の優れた点は、リチウイオンと比較すると明らか。まず期待されるのがコスト低減。一説には、ガソリン車並の価格まで引き下げられることができるようです。

他にも航続距離がリチウイオン電池の2倍近くに伸びたり、電解質が固体ということもあってか火災などのリスクも低い。

といった具合に、良いことづくしの電池であることは確か。

トヨタには負けじと息巻く、日産?

全固体電池は、トヨタがかなり前から開発を進めているのは周知の事実。関連の特許出願数が世界トップレベルというのですから、実用化に向けて最有力候補とも言えます。

そこに割って入ってきたのが日産。EVのフロントランナーとしての意地とでも言いましょうか、全固体電池の開発を秘密裏に進め、2022年4月に開発状況を発表しました。

2024年に試作ラインが立ち上がるのでは噂がある程で、もしかしたらトヨタを差し置いて実用化されるかもしれません。

日本を代表する自動車メーカー2社による全固体電池の開発。日本がこの領域で主導権を握れば、遅れていた参入したEV競争で主導権を握れるかもしれません。

次世代電池は全固体電池だけじゃないよ

ホンダも全固体電池の開発をしていることを考えると、次世代電池の本命は全固体電池と思えますが、vwのい半固体電池、テスラの新型リチウムイオン電池などもあり、次世代電池争いも混沌としています

各社に共通しているのバッテリー会社にEVの主導権を握られてたまるかという想い。

個人的にはトヨタ、日産、ホンダ3社により全固体電池開発の合弁会社を作って、世界と戦った方が良いのではと思った次第です・・・。

開発は、あのNASAと共同で進められており、材料選定では数十万種類に及ぶ物質からAIで最適な材料を選びを進めているとか。

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