掃除機の御三家
海外メーカーに押されっぱなしの感じが否めない日本の掃除機メーカー。吸引力に特化したダイソン。出不精の人に持って来いのルンバ。どれも個性的で日本メーカーにはないものばかり。
で、音を武器に最近、ジワジワと人気を集めているのがスウェーデンのエレクトロラックス。掃除機の御三家と呼ばれる日も近いかも・・・。
海外では超がつくほどのガリバー企業
日本では耳慣れないエレクトロラックスだけど、海外では世界第二位の規模。最近ではGEの家電部門を買収し、今勢いに乗っているメーカーといっても過言ではない。
「使う人に心地いい」の開発思想
メーカーによっては開発思想は様々だけど、エレクトロラックスの場合は、「使う人に心地いい」かという判断基準で商品開発を行っている。先に触れた音が一例。動作音がうるさい、耳障りであれば、そこのネガを徹底して排除。他にも「重さ」や「デザイン」も、心地いいを切り口に改善をしている模様。
家電にこだわり100年近くの歴史
歴史の長いことでも知られるエレクトロラックス。競争の激しいエレクトロニクス系には一切手を出さず、人の衣食住に関連する商材に的を絞り開発行ってきた。人の本質的な欲求。なくては困る部分であれば、食いっぱくれもないだろうと。
確かに日本の電機メーカーを見れば、テレビ、オーディオ、スマホなどAV機器はいわばエンタメ系の商材に力を入れてきたメーカーを辛酸なめこ状態。
北欧家具に続き北欧家具のトレンドも。
イケアに代表されるように、北欧家具というジャンルが確立している日本。この先、北欧家電なんていうジャンルが、エレクトロラックスの活躍次第で広まる予感。掃除機に限らず冷蔵庫などの家電も扱っていることだし、今後の動向が楽しみ。