汎用品でも高収益。ファナックスの凄さ。

一般的な汎用品はと言えば・・・

汎用品と聞くと利益率が低く、数を売らないと儲けが出ない。なので付加価値をつけて高い利益率を確保するのが一般的。

今までは、そう思っていましたが、ファナックの実績を見る限り、そうとは限らないというのを学びました

ファナックって何屋

初めての出会いは工場関係の展示会。もの凄い広いスペースでロボットを使ったデモを見て、すんごいお金かけているなというのが第一印象でした。

で、このファナック、世界レベルで見ると、そのシェアたるや半端ない。例えばNC装置では5割。ロボットでは2割。スマホ用加工機では8割という圧倒的な強さを誇るグローバルカンパニーなのです。

VW工場に入り込む信頼性

ドイツと言えばモノヅクリ大国。特に自動車の世界ではVW、ベンツ、BMWと世界の自動車メーカーがお手本とするようなメーカーがズラリ。

そのドイツの自動車メーカーの工場にファナック製が導入されているのだから、性能も高く評価されていることでしょう。

しかもそれまでのロボットと同性能ながら、お値段は安いとのこと。ならば導入するのもうなづけます。

安さの源泉

ファナックの安さの源泉と言えば、組み立て工程を自動化している点。組み立ては人に頼るところをファナックでは機械に任せています。

なぜ自動化が進められたのか、それは「少品種大量生産」に徹しているから。特注品には対応しないけど、顧客ニーズを汲み取り、似たようなニーズが増えれば、量産化するという効率的な改善を行っています。

極めつけはアフターフォロー

販売してからも手厚いサービスで顧客の支持を集めているのもファナックの強さの理由のひとつ。

事務所で使うコピー機に例えるとちょっとした不具合でもすっ飛んでくるサービスを抱えている会社は、安心感があります。

それと似たようなこと、いやそれ以上のサービス体制を敷いているのがファナックなのです。ある工場の修理に総勢30人のサービスエンジニアが駆けつけるというのだから、その数だけ見ても、顧客はここなら安心と思うはず

汎用品でもやり方次第

ということで、特別斬新な性能を有していなくても、改善を繰り返すことで性能を磨き続け、それが高収益に繋がるという好事例というのを学べました。