Amazon印のケーブル
最近、Amazonで購入したiPhone用の充電ケーブル。とにかく他社製品よりとてつもなく安いので購入しました。
購入して初めて気づきましたがケーブルにはAmazonのロゴ。つまり、これってAmazonのPB商品だったのです。
乾電池はAmazonのPB商品というのは既に知っていましたが、本格的にPB商品に力を入れ始めたといのが正直な感想です。
コンビニを例に取れば腑に落ちる
PB商品と言えばセブンイレブン。店舗数が2万弱もありますから、例え薄利であろうとある程度の数は見込める。手な訳でセブンイレブンのPB開発に参加する企業が増加中。まぁ、セブンイレブンからの強力な要請もありますけど・・・
とにかく強い小売を持っていれば、それだけ交渉力も強まる。ましてやAmazonは全世界を相手に商売しており、そのパワーたるやセブンイレブンの比じゃない。
AmazonがPB開発に力をいれるのも納得です。
電池がとてつもなくやっすい
僕自身も既に愛用していますが、Amazonの単3電池が約50個で30円。対して、ナショナルブランドのそれが倍近い値段。という例を見ても、いかにAmazonのPBが突き出ていることがわかります。
赤ちゃん用おしりふきでも、現在はナショナルブランドがトップを走るものの、後発ながら既に3番手。成長率を見るに近い将来トップになることも十分に考えられるとか。
PB商品の売上高に占める比率はまだまだ微々たるものですが、その伸び率は目を見張るもの。
年に1度のビッグセールス、プライムデーでは、販売数を12%がPBだったということもあり、将来の成長が大きく期待できます。
出る杭は打たれる?
AmazonのPB開発のプロセスは、とにかく売れている商品を狙いに行くというもの。
例えばAmazon内で売れている商品があれば、「よし、次はこの商品をPB化しよう」となるわけです。
これの迷惑を被っているのがマーケットプレイスの出店者達。
厳しい審査をくぐり抜け、Amazonのお墨付きとなるプライム商品と認定されたは良いけれど、何と似たような商品をAmazonが開発。
価格で勝るAmazonに負けて、売上が急減したという出店者もあるとか。
ので、あまり目立ちすぎてしまうと、Amazonの格好の餌食になることを示唆していますね。
現在、日用品、食品、乾電池、調理器具などの約2000アイテムのPB商品ですが、今後さらに拡大していくとは間違いなし。
そのヒントとなるのが、マーケットプレイスの薄れ筋商品であることは間違いないでしょうね。
恐るべしAmazon。
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