ファーフェイ排除で被害広まる。格安スマホの受難

スマホIT業界

グーグルアプリが使えなくなる?

米国によるファーフェイ製品の禁輸措置を受けて、米国企業が次々とそれまで協力関係を停止。

特にビックリしたのがGoogleの対応。スマホ向けアプリを数多く展開し、ほぼほぼGoogleアプリで十分じゃんと言える位、存在感は飛び抜けていたのに、ファーフェイ製向けには一部を停止するとの対応。

YouTubeやGoogle Mapが使えないとなると、これはユーザーにとっても痛い話。

売る側としても、そんな欠陥製品を販売して後でクレーム騒ぎにもなる困りモノ。

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各社一斉に販売中止の衝撃

ファーフェイの新モデルP30が華やかに発表会を通じてデビューしたものの、翌日には携帯大手3キャリアが販売を見合わせるという報道が。

これをファーフェイの中の人はどのように受け止めたのでしょうか。

あんなに新作を喜んでいたのに、手のひらを返すような冷たい対応。裏切られたという想いでいっぱいでしょうね。

が、この販売停止の余波は大手3キャリにとどまらず、楽天モバイルインターネットイニシアティブ等の格安スマホに広がりを見せていきました。

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格安スマホの救世主。ファーフェイ

格安スマホ陣営としては、苦渋の決断だったはず。というのも、大手3キャリアでは怪物iPhoneを扱えるものの、格安スマホでは扱えない。料金は安いけど魅力あるスマホがないことで大手3キャリアと真っ向勝負が挑めない。

そんな中で、ファーフェイはコスマの優れた高機能スマホとして格安スマホを席巻。トップのシェアを誇り、iPhoneよりも約10ポイント高いシェアを誇っていたのです。

まるで4番打者のいない球団のようで、この先どうやって戦っていくのか。頭を悩ませているところでしょう。

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接続料も下がらずじまいだし・・・

主力となる4番を失い、頼りになるのは安い通信費

とは言っても、接続料の下げ幅は年々、縮小しており限界に来ている様子。

毎年15%以上のペースで下がってたいのに、18年度は約5%。

インターネットイニシアティブでは、期初の予想よりも約10億円利益が減ったようで、苦しさを増しているといった感じがします。

自分スマホ除外

さらに広がる被害者の会

こうして見ると、ファーフェイの世界的な仲間はずれ運動は、自分たちにもダメージが大きいことを示唆しているとも言えます。

こんな状況が早く収束することを願うばかりです。

2019年秋には楽天も携帯業界に参入しますが、主力製品は何になるのか、乗り換えを検討している僕にとっては不安がつきません・・・

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