鉄道メーカーとクルマメーカーって、こうも違うの

電車商社

クルマメーカーはこんな感じ

クルマメーカーは、市場のニーズをくんで、あるいは、その先の未来を見据えて、ユーザーの想像を超える商品を開発します。メーカーの、こうゆうクルマをつくりたいという想いもありますが、基本的にはユーザーありき。が、鉄道メーカーの場合は、ちょいと様子が違うみたい。

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鉄道メーカーのユーザーは鉄道会社

日本で鉄道会社と言えばJRです。で、車両をつくるメーカーのお客様とは言えば、このJRとなるわけです。JR側から、厳しい技術要件が提示され、それに合わせて車両づくりがはじまる。んで、クルマと違って、製造できるメーカーも限られているので、そんなに競争もないわけです。

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海外は、競争が激しいみたい。

海外の場合は、ちょいと様子が違うみたいで、多くの車両メーカーから製造メーカーを選別。コスト重視で、条件に合う所があればお願いするスタイル。なので、前期モデル、後期モデルではメーカーが異なることもあるんでしょうね。

ライバルに勝つために・・・。

コスト重視ということもあり、各社、メカニカルな部分では、汎用部品などを使い、コストを下げ、内外装を鉄道メーカーの要望に合わせ作りこんでいく。お金をかけるところとそうでないところでメリハリをつけているんです。

日立の本気が見えてくる。

で、鉄道車両メーカーの日立が本腰を入れて、海外に打って出たようで、各国の鉄道メーカーを招き、鉄道発表会なるものを開催。クルマメーカーでは当たり前の話ですが、鉄道となると話は別。しかも1/1スケールの模型を用意するといった力のいれよう。よく会場に入ったなと驚きましたが、そこまでしないと鉄道会社の人達に納得のいくプレができないでんしょうね。

日経ビジネスNO.1752より
Casestudy
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