現役引退で事業を開始
野球選手で言えば、引退後趣味の飲食店を経営したり、キャスターの道を歩んだり、監督業に進む人、人それぞれ。どれも引退後の話ですが、本田圭佑の場合は何と現役中にビジネスを展開しているというの知って驚きました。
サラリーマンなら副業禁止に抵触する所ですが、そこはACミランでは許されるんでしょうね。
引退後ではなく現役にこだわる理由
彼が展開するビジネスはサッカースクールとクラブ経営ですが、どちらも引退後でも十分にやっていける事業かと思いますが、そこは本田圭佑。考え方が抜きん出ています。
例えばスクールであれば、現役バリバリの方が身体も動き、キッズたちと一緒になってサッカーを教えることができる。
クラブ経営ならば、現所属クラブの良い所、悪い所を見極めながら自分のビジネスにフィードバックできると言っています。
ということは、まさに今の時代に即したビジネス展開を時を待たずしてリアルタイムで反映できる訳です。
これが引退後となったら話は別。現役時代に経験したクラブ経営を応用しても、今の時代にフィットせず事業がうまく回らないことも考えられます。
相互補完の考え
加えて、彼はこうも言っています。スクールやクラブ経営で学んだことを選手としての本田圭佑にも活かせると。彼のプレーが最近キレキレなのも、何かビジネスで学んだことが生かされているかもしれませんね。
で、事業内容はと言えば
スクールに関しては、小学生を対象にしたものが50を数え、中学生は3つのクラブチームも運営。さらに高校生のユースクラブもこの先誕生するそうで、これで小学校から高校生までを網羅したチーム運営が完成するわけです。
となると、その先にあるのがJリーグのクラブ運営。
が、彼のクラブ運営は何とオーストリアの3部リーグ。一流のコーチ、監督を招聘し、将来的にはチャンピオンズリーグ出場の野望をかがけています。
jリーグ運営は最終ゴール?
土地勘もない異国の地でクラブ運営とは本田圭佑のバイタリティなくしてはなしえないでしょう。
スポンサー集めからチームの強化までやることはいっぱい。従業員はほぼ手弁当で頑張っているとか。そこまでして頑張れるのは本田圭佑の魅力によるところが大きいのでしょう。
僕が考えるに、この欧州クラブチームの運営が将来的にはjリーグ運営に活かされるのではないかと踏んでいます。
欧州のクラブ経営を日本に持ち込み、本田圭佑の独自のメソッドでクラブ運営を展開していく。
日本サッカー界にとっても大きな進歩になるのではないでしょうか。
むしょうにサカつくがやりたくなってきた・・・