タイトルはよく聞くけど
あまりにも顔面偏差値の違いを揶揄する表現として、よく使われる美女と野獣。
内容は全く知らなかったので、勝手に想像してみた。
容姿の冴えない男が、絶世の美女を射止める。モテナイ男にはなんて希望を持たせるいい映画なんだと。
けど、野獣が本当に小便ちびりそうな位怖い顔面だったのでびっくり
主人公はふっつに接しているし、度胸の座っている女性なんだと関心しました。
異世界への扉にワクワク
野獣との顔見知りになるきっかけは主人公ベルのパパが最初。猛吹雪の中家路に急ぐパパが落馬。沢を下り落ち何んて日だと思ったら、さらに落とし穴に落ち二重の災難に遭います。
が、落ちた場所は野獣が住むお城。豪華な内装に、食卓に並ぶ贅を尽くした食事。
災難続きのパパは我が目を疑いましたが、今の自分の落ち目に神がやさしい手をさしのべてくれたと勘違い。
で、城を跡にする道すがらで猛獣に出くわし、さぁ大変。一気に夢から醒め、一目散に逃げるもあっさり捕まり、家族を差し出せとの脅迫めいたことを言われちゃいます。
主人公ベルは強いよ
大富豪から大貧民に急降下した家族。贅沢三昧で育った子どもたちの中で、唯一まともな末っ子のベル。
パパの代わりに私が野獣に話をつけてくるとばかりに家を飛び出していきます。
兄弟みんながビビる中、その人一倍強い正義感と勇気に拍手喝采ものでした。
恋に落ちる野獣
約束どおりに家族を差し出した、いや自ら乗り込んでいったと行ってもいいでしょう。城に訪れた小娘ベルを見て、野獣は恋に落ちます。
が、この泣く子もさらに泣かせちゃう怖い顔なので、まともに彼女に向き合うことができず、最初は彼女の背後について話をするのみ。
主人公ベルはといえば、最初は悲鳴を上げるほどの驚きを見せていたものの、次第に家族と接するかのごとく、野獣と接し、しまいに彼にやんやとツッコミを入れるほど。
真実を知り、惚れてまう
そもそもこの野獣。その昔は普通の人間でした。が、あることがきっかけで野獣化されちゃう訳です。それからと言うもの、ひっそりと城に籠もり、一般人を捕まえては脅すという悪行を働いていました。
そんな彼の秘密を知った主人公ベルは次第に彼に惹かれていきます。まるで恋人のごとく・・・
レア・セドゥはキレイだわ
主人公ベル演じるレア・セドゥ。初めて彼女の作品に触れましたが、演技力もあるし、とにかく美しいの一言。ボンドガールに抜擢されたのもうなずけます。
とにかく彼女の演技を見るだけでも一見の価値ありの作品でした。