海外のセレブはケタ違い
シビアな客先との商談。客からは執拗な値下げを迫られるものの全く動じない態度を見せるやり手社長。向こうは3人がかりで何とか交渉を優位に進めたいものの、3人束になっても全く歯が立たないといった印象。
しまいには、今日の夜からバカンスに入るので商談を早く切り上げたいと。こっちはお宅のいい値で、商品を売るつもりはない。そこまでゴネるなら、この話はなかったことにと強気の姿勢を崩さない。
結局、客側も最終的には白旗を上げ、交渉をまとまり、彼は屋上に迎えてきたヘリコプターに乗って別荘に向かうのですが・・・
こうしてやり手社長は、ハードな商談を見事成功に導き、清々しい気持ちでバカンスに入れるとことになったのです。
日本で言えばやり手IT社長とでも言いましょうか、けど、自社ビルの屋上にヘリコプターをチャーターして、休暇に出かけてしまうという豪快な人はまだ日本にはいないでしょう。
さすがアメリカといった感じがしました。
怪しいクラブ
彼らが向かった別荘は離れ島。フェリーかヘリコプターでしか行くことが出来ないという、まさにバカンスを過ごすにはうってつけの場所。急な仕事が入っても、離れ小島にいるので身動き取れませんって言い訳できますしね。
ということで、別荘でパーティなるものをしたり、海水浴をしたり、夜はクラブに出かけたりとバカンスを満喫します。
が、楽しいバカンスは初日だけ。その後は観も毛もよだつような恐怖体験が彼らを待っているのでした。
きっかけは、クラブの支配人らしき人からもらった薬物。
こちらを吸引すると、とてつもなくハイテンションになるというもの。
が、使用は1回目まで。2回使用してはダメと固く禁じられていたのです。
欲望のままに
この怪しい薬物を吸引した彼らは、今まで味わったことのない快楽を味合うこととなります。
平たく言うと、心のどこかで自制していたものを解き放ち、やりたいことを行動にうつしていまうというもの。
基本、性に対しての開放が強く、公衆の面前で堂々と絡み合う男女がクラブ内のあちらこちらで。
この体験をしてしまった彼らは、薬物をの快楽を忘れることができず、禁止事項を破り、再び薬物を吸引してしまいます。
抑えの効かなった人間の感情というのは恐ろしいもので、ある人は攻撃的になって他人を傷つけたり、ある人は自分に今までの行動をどこかで反省している節があり、それが開放されたことで自分を傷つけることで、自分の悪事を償い、最後は命まで・・・。
本性のまま生きるというのは、こうも危険なんだということを学んだ次第です。
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