サブプライムローン後ってこんな感じだったの?
2009年のリーマンショックを引き起こしたのも、返済能力のない人向けに融資したから。
ロクな審査もせずに融資したものだから、後々これらの融資が焦げ付き、世界的に不況を引き起こしました。
結局ローンを支払えないお家は売りに出されるわけですが、その過程で裁判所やら銀行やら、果ては警察までをも巻きこんで、壮絶なる立ち退きショーが繰り広げられるのです。
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いつもと変わらない朝に突然・・・
玄関をけたたましくノックする音。裁判所からの立ち退き命令が出ているので、急ぎ家ら出るようにと。見れば不動産屋のスタッフらしき人が警察官を引き連れて鬼形相でこちらを見ている。
そんな事聞いていないと抵抗する住民。弁護士と話をつけるから待ってくれという説明にも一切耳をかさず、とにかく今すぐ出なさいの一点ばり。しまいには不法侵入で訴えるぞと。つまり裁判所から立ち退き命令が出た時点で、その住まいは住んでいる人ではなく銀行に所有権が映っているんです。
なので、その家自体にいることが、まぁ法を犯しているという理屈なのです。
家を失った家族はどうする?
いきなり住む家を失い、とにかく2分の猶予を上げるから持ち出したいものをピックアプしろと言うわけです。
家を追われたこの家族、大きな観葉植物やら子供のおもちゃ、膨大な着替えを持ち出すわけですが、冷静になればどれも新らに買えばいいわけで、本当に時間がなければ現金とスマホがあればいいのかなと。この映画を見ながら自分なりにシミューレーションしてみました。
また雨風をしのぐ場所として、この作品ではモーテル。自分だったらウィークリーマンションかなと考えてみたり。
追われる立場から追う立場へ
ローンが返済ができず家を失った家族。とにかく日雇いバイトでもいいから職探し。腕には自身のある彼でしたが、どこから声がかからず落ち込んでいた所にまさかの不動産屋からのオファー
不動産屋としても立ち退きした家から家財を運んだり、きれいにしたりと売れる物件にしないとお金を回収できないため、そういった現場部隊を持っているんですね。
不動産屋の元で働き始めた彼はメキメキと頭角を表わし、社長の右腕と呼ばれるまでに信用されます。
収入も数十倍に増え、売りに出された家を再び買い戻すまでに成功を収めます。
まともな神経では無理かも
借金を返済できないご家庭には、老人の1人住まいあり、まだ小学生に満たない子沢山の家族ありと様々。
こっちは仕事でやっているのに、金と亡者とばかりにののしられ、彼の心労は増すばかり。
まともな神経ではまず無理だろうなと思いました。