未開の島でワクワク
時は1970年代の初頭。地球上に誰も足を踏み入れたことない島があるということで、調査を兼ねてその島に行ってみようというのが事の始まり。
飛行機も普通に飛び交い近代化された世界なのに、未開の地があるというのは何かワクワクさせられるものがあります。
調査団はベトナム戦争帰りの軍隊と考古学者、カメラマン、そして冒険家?
4-5機のヘリコプターに分譲して、さぁ出発。地質調べということで、爆弾を次々と投下し、あちらこちらで土煙が舞う。目の前の視界も悪くなり、次の瞬間に目の前に現れたのが、とんでもない巨大なゴリラ、キング・コングだったのです。
人類はここまで無力か
慌てふためく調査団。本来ならパニックになるところを冷静に対処します。この巨大な生き物に対して、集中砲火を浴びせます。が、全く持って効き目なし。
逆にキング・コングを怒らせる始末。あるヘリコプターは鷲掴みにされて放り投げだされたり、頭上から渾身の鉄拳を喰らって撃墜するものもあり、散々のていでキングコングから逃げていきました。
数名だけ何とか島に上陸。そもそもの地質調査からキング・コング撃墜に趣旨が代わり、とりあえずバラバラになった仲間と合流することを目指していきます。
全てが巨大
未開の島だけあって、キング・コングみたいに今まで目にしたことのない生き物に遭遇。巨大な水牛やら、人食いグモ。そして海には巨大なタコなどなど。長きにあたり隔離された島だけあって、他とはちょっと違う生態系が存在したのです。
無人島と聞くと、何かワクワクさせられるものがありますが、ひょっとしたらこの映画のように、とんでもなく異質な生き物が生息している可能性もあります。
ので、ちょっと怖さを感じました。
キング・コングは正義の味方
ある調査団は、島に済む住民に遭遇します。第二次世界大戦の時に不時着し、以来この島に住むアメリカ人との手引で村人達に受け入れられ、何とか危険から脱することができました。
んで、キング・コングの話をすると、村人いわく、キング・コングは村人の命を守る守護神だと。彼らにとっての外敵、トカゲみたいな巨大生物が、村人の命を奪ってきたわけです。
それを助けてくれたのがキング・コングだと。
このトカゲ恐竜が、とてつもなく見た目が気持ち悪い。二足歩行で目が特長的で体長は、大きいものになるとキング・コングサイズもあるとか。長い尻尾を武器にキング・コングと互角の戦いをするというのですから、なかなかの戦闘力の持ち主。
最後のガチコン対決は見応あり。力任せではなく、技巧派のイチ面がキング・コングから見てとれます。