ミュージカル映画はやや敬遠
舞台でしかお目にかけることはないミュージカルを映画に持ち込んだ作品。
レ・ミゼラブルも時も、ちょいちょいストーリーには関係なくいきなり踊りと歌が発動。これ集中力が切れるんですよね。
本作品の冒頭も、長い渋滞で運転手がイライラしている最中に、1人がクルマを出るやいなや、周りのクルマからも次々と人が出てきて、歌え、踊れのオンパレード。
しまいにはピッタリと息の合った踊りとなり、渋滞とどう関係あるの?
とこんな風にツッコミ所満載なのがミュージカル映画です。
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夢を追い続けるのは大事だけど
ジャズ・ピアニストとして天才レベルの主人公。ジャズに心酔して、いつかは自分でジャズバーを開きたいという夢を持っていました。
その夢への第一歩として、高級バーでピアノ演奏をしているのですが、店の雰囲気とは全く異なる曲を演奏してたりと店側の言うことを聞かず、しょっちゅう暴走。しまいにお店を解雇されてプー太郎になってしまいます。
その後は、頑なになっていた自分を反省し、意に沿わない仕事でも受け入れることに。夢のジャズバーのために、やりたくない仕事もこなすようになり、徐々に彼の中にも変化が生まれていきます。
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女優の夢を抱いて・・・
男性の恋人役も夢を追うという点では彼と一緒。いつか女優になるのを夢観て日々オーディションの毎日。
が、これが精神的にかなり苦痛。泣くシーンを実演したら、審査員は笑い出すし、真剣に演技している最中に、審査員のスマホが鳴り、演技を中断させられたり・・・
ということで、自分で作り手側に周り、脚本、演出、役者を手がけたもののお客さんは身内の数名。
本業の役者でも「大根役者」と陰口を叩かれるわで、6年間頑張ったものの、彼女は女優の夢を捨て実家に帰ることにしました。
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2人の夢の行方はいかに
ストーリーとしては夢を追いかける若いカップルのお話で、ありがちかなとは思いますが、お互いが成功するか否かは微妙な感じ。そんな不安定な状態がずっと続くので、最後まで魅せられてしまうのは確かです。
チョイチョイ間に挟まる歌と踊りがなければ僕的にはもっとのめりこんだんですけど。惜しい・・・
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